著者は、金持ちになることを目指し、世界38か国を渡り歩いたとのこと。また、手っ取り早く金持ちになるため、富豪との結婚を目指して婚活に励み、これまでに資産家3人と結婚して3回離婚する中で彼らから資産形成のノウハウを身近に教わる等、多くの「本物のお金持ち」から学んだということです。
著者自身も既に資産家であり、現在は資産構築のサロンでコンサルティングなどをやっているとのことです。ただ、本書で説かれるノウハウは、一般的な常識とはかなり異なり、向き不向きがありそうです。
例えば、本書では、まずなるべく多額の借金をし、それを投資して増やすことが推奨されています。まず投資する元手を自分で稼ごうとするのは時間がかかり、貧者の発想とのことです。投資の対象は、株式や投資信託ではなく、不動産等の現物投資が推奨されています。資金を自分で持っていても、借りてそれを返済することによって信用ができ、次はもっと多額の借金ができるようになり、早く資産形成ができるということです。
本書が説いている資産家になる方法や描かれている資産家の人物像は、「となりの億万長者」とはかなり違います。
「となりの億万長者」(トーマス・J・スタンリーほか)を読んで
「その後のとなりの億万長者」(サラ・スタンリー・ファラーほか)を読んで
参照願います。
「となりの億万長者」等は、多くの億万長者のデータを集め、長年の倹約生活の末に億万長者になる人が億万長者の多数派だとしているのに対し、本書は、借金と現物投資で1年以内で億万長者になると言っているのですから・・・。もしかしたら、桁違いの資産家には本書で描かれているような人が多いのかもしれません。
また、本書でも、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で説かれているのと同様、法人を作ることが推奨されています。本書では、税制上のメリットのほか、法人を作ると様々な融資が受けやすいことが強調されています。
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(橘玲)を読んで 参照願います。
私は、本書の手法はリスクが大きい気がして実践はできませんが、本書には具体的な法人の作り方や不動産の選び方も詳細に解説されており、読んだことは無駄ではありませんでした。
![]()
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。
サイト案内(目次)へ
コメント