県を定年退職した時は、その翌日から第二の職場に再就職しました。そこを2019年3月末に辞めて同年6月に三つ目の勤務に就くまで、2か月間の無職期間がありました。それまではNHKの朝ドラを見ることはできなかったのですが、その2か月の間に朝ドラを見ることが習慣になり、今日に至っています。
朝ドラは、いろいろ勉強になります。「カムカムエヴリバディー」を見ている間は、少し英語の勉強になりました。今月から始まった「虎に翼」は、法律家を目指して日本最初の女性弁護士になった人の物語なので、法律の勉強になりそうです。
私も一応は法学部出身なのですが、旧民法に「妻の無能力」という制度があったことなど、この朝ドラで初めて知りました。旧民法のことで知っていたのは、家督相続くらいしかありません。
第二週の後半の放送では、「自由心証主義」と「権利の濫用」について学び直しました。この二つは、現行制度でも生きている大事な原則、法理です。でも私は、民事訴訟法は履修していなかったので「自由心証主義」は大学では学んでおらず、裁判官や弁護士と仕事上でやり取りする中で、聞き覚えた原則です。
「権利の濫用」は、「民法総則」で「宇奈月温泉事件」の判例などで習ったので、なんとか覚えていましたが、今回、復習できました。また、朝ドラのストーリーを通じて、法律を杓子定規に適用すると不当な結果になってしまうような場合に、「権利濫用」の法理を使うのだということが理解できました。
ただ、現実の裁判官は、今回の朝ドラの裁判官のような立派な判決を下す人ばかりでないことは、残念なことではあります。
ヒロインは法律の勉強を始めたばかりです。さらに勉強が進めば、もっと条文などが出てきて、私も勉強になるだろうと期待しています。
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