イスラエルが7月31日、ハマスの最高指導者をイランの首都テヘランで暗殺し、当然ながらイランが激しく反発しています。イランの最高指導者ハメネイ氏がイスラエルに対する報復を宣言しました。イランではせっかく欧米との融和を目指す改革派の大統領が誕生したのに、これでは身動きが取れないでしょう。イスラエルにすればハマスによる一連の行為に対する報復なのでしょうが、そもそもはイスラエルが勝手に入植地、占領地を拡大させていることに対するパレスチナの人々等の反発が元凶です。
その数日前(7月28日)、トルコのエルドアン大統領がガザ地区でのイスラエルの戦闘行動を強く批判し「イスラエルがパレスチナにこのようなことをできないように我々は非常に強くなければならない。」と述べ、軍事介入を示唆しました。それに対し、イスラエル外相が、トルコを非難するとともにNATOからの追放を要求しました。イスラエルはNATOのメンバーでもないのに・・・。
イスラム世界全体がイスラエルに対して激しく反発しているようです。
米国のダブルスタンダード
ロシアがウクライナに武力で侵略していることを米国が非難することは当然です。しかし、同様に、武力で周辺地域への侵略を続けてきたイスラエルに対しても非難しなければなりません。それをせずにイスラエル支援を続ける米国に対し、イスラム世界だけでなく、第三世界全体に反発が広がっています。
さらに、日本やEUを含む西側諸国、さらには米国内にも、イスラエルや米国政府に対する反発が広がっています。
米国の孤立化は、民主主義陣営の危機ですが、日本は米国の孤立化に巻き込まれないよう、米国との関係、日本の立ち位置を慎重に検討しなければなりません。
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