10月1日に石破新内閣が発足したことに伴い、報道各社が緊急の世論調査を行い、3日、4日にかけてそれぞれ石破内閣の支持率を発表しました。その支持率は、おおむね50%前後で、新内閣発足直後の支持率としてはかなり低いようです。
支持率が低いこと自体は、主に旧安倍派による裏金問題などの不祥事、岸田氏の不人気な施策が続いていたせいで、石破氏の責任ではありません。
ただ、気になるのは、石破氏が新総裁に選出された直後と比較して、彼の人気が急速に低下していることです。これは、彼にも大きな責任がありますが、私は同情もしています。
石破氏は、正論を貫くことが持ち味であり、一部で人気がある理由でもあったわけですが、それが揺らいでいるために失望が広がっています。
国会で十分に議論してから解散・総選挙と言っていたはずが、代表質問だけで解散することとして首相指名前にフライングで解散の日程まで決めて公表してしまいました。これは、少しでも御祝儀相場の残っているうちに選挙をやってしまおうという自民党や公明党の内部の圧力に抗しきれなかったのでしょう。
もう一つは、裏金問題について、何か新たなものが出てこなければ再調査をしないつもりらしいことです。これには、多くの国民ががっかりしたでしょう。
挙句の果てに、裏金議員も原則として自民党が公認するようです。こんな日程では、裏金議員一人一人の調査を行って公認するかどうかを決めるなどは不可能であり、なし崩し的にこんな形になってしまいました。これにもがっかりした国民が多いようです。
しかし、考えてみれば、刑事事件に一事不再理の原則があるように、一般的にも組織が一度処分を決めた場合は、同じことで何度も処分すべきではないでしょう。裏金問題について、岸田総裁の体制下で甘々な処分を決めてしまった以上、新たな事実が出てこなければ重ねて処分できないというのは正論です。ただ、国民が納得するかどうかは別問題で、国民が納得できなければ、そんな処分で済ませた自民党に対して選挙で鉄槌を下すまでのことです。その場合、新総裁が貧乏くじを引くことになるでしょう。
また、党内基盤の極めて弱い彼が、裏金議員の非公認など打ち出せば、党が割れる心配すらあったでしょう。同情したくなりますが・・・。
この状況では、総選挙は自民党の大敗の可能性が高いと思います。公明党と合わせて過半数を確保できるかどうか?選挙が楽しみです。
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