4月22日(火)、石破首相が、物価高対策としてガソリン価格を1リットル当たり10円引下げることを表明しました。生活必需品があれこれ値上がりしている中で、なぜガソリンなのか疑問です。
なぜガソリン?
マイカーが生活必需品である地域があることも承知していますが、それでも本当に生活に困っている人はマイカーなど持たず、ガソリン代が下がっても恩恵はありません。公共交通や運輸業者などの経営が苦しいのであれば、その部分に限って支援すればいいことであり、ガソリン代を引き下げる必要はありません。
露骨な参議院選挙対策という声が聞こえてきますが、それに加えて、自動車メーカーや石油業界から政治献金をもらっている見返りでしょうか?
温室効果ガス排出量削減のため、ガソリン消費を抑制すべき時に、ガソリン消費を奨励するような施策は行うべきではありません。そんなことをするくらいなら、コメの価格を引き下げたり、生活保護費の底上げをしたりすべきでしょう。
国民民主党も
国会中継で、国民民主党が「ガソリン暫定税率の撤廃」を訴えていましたが、同様の理由で私は反対です。そんな財源があるなら、他に回すべきです。
私もマイカーを持っているので、ガソリンが安くなれば助かることは助かりますが、食料品が安くなった方が助かります。また、地球環境のためには、ガソリンは高くてもやむを得ないと思います。
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