ChatGPTなどの生成AIに質問を入力したり、回答を受け取った時に、「お願いします」とか「ありがとう」と礼儀正しく接する人は多いと思います。私も実は、ChatGPTを使い始まるためのオンラインセミナーを受講した時、講師から、礼儀正しく接したほうが的確な答えが返ってくると教わったため、そうしています。
しかし、OpenAIのCEOのサム・アルトマン氏が、そのような礼儀正しい接し方により、数十億円規模の電力消費が生まれている可能性があると認めたことが報じられました。
言われてみれば、その通りだろうと思います。人間であれば、美辞麗句は聞き流して質問内容だけ聴き取りますが、生成AIはそんなことはできないような気がします。
そもそも生成AIは膨大な電力を使うようです。今年版の「日経大予測」によると、ChatGPTの一回の回答には、通常のグーグル検索の10倍の電力を消費するとのことでした。
「日経大予測2025これからの日本の論点」(日本経済新聞社編)を読んで 参照願います。
10倍も電力を使うのであれば、よほど生産性を高めなければなりません。技術が発達し、便利になった結果、温室効果ガスの排出が増えたり原発が必要になったりするのであれば、そんな技術は人類に有害です。
これ以上便利にならなくてもいいので、これからの技術開発は、エネルギーを節減する方向に進めていかなければならないでしょう。とりあえず、今後。生成AIとやり取りする時は、事務的に、コンパクトにするよう心がけます。
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