自衛隊と米軍が「台湾有事」を想定して昨年実施した机上演習で、核兵器による威嚇の可能性等を念頭に置いていることが7月末に報道されました。中国が核兵器の使用を示唆する発言をしたとの設定に、自衛隊が米軍に「核の脅し」で対抗するよう再三求め、米側も最終的に応じたことが、複数の政府関係者への取材で7月27日に分かったとのことです。
非常に難しい問題です。訓練である以上、現実に起こり得る事態をできる限り想定して実施しなければ意味がありません。そして、台湾で緊張が高まった時に、中国が核兵器の使用を示唆することは、あり得ることでしょう。中国政府が自重していても軍が暴走することもありそうです。
相手の核使用の示唆に対して、事態をエスカレートさせないために非難にとどめる方がいいのか、対抗して「核の脅し」をした方がいいのか、実際の武力衝突を避けるためにはどちらがいいのか・・・。
このようなことを想定して検討しておくことは、批判すべきではないでしょう。
このような判断をする立場には立ちたくありません。誰かが判断しなければならなくなることのないよう願っています。
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