11月中旬、スーパーの店頭で「政府備蓄米」「令和3年産」と表示されたコメが5キロ1,800円(税別)で売られていました。私はこれまで、備蓄米も含まれていると思われる「ブレンド米」(5キロ3,200円ほど)は何度か購入しましたが、純粋な「政府備蓄米」は購入したことがありませんでした。好奇心から「モノは試し」に買って帰りました。
炊いて食べてみたところ、かなり黴臭い匂いが気になりました。こんな状態にして家畜の餌に回すのではなく、もっと早いうちに払い出すべきだと思います。
なぜ早く消費しないのか?
不作に備えてコメを備蓄すべきことは当然です。しかし、翌年が平年並みの収穫だったら、前年に備蓄したコメを払い出して流通させ、当年産米を備蓄するのが普通の考えでしょう。令和3年に収穫して備蓄したコメは、令和4年が平年並みの収穫だったら、備蓄米を全て令和4年産米に置き換えて、令和3年産の備蓄米は新米より少し安い価格で全て流通させればよかったのに・・・。
なぜ、黴臭くなるまで備蓄を続けてから家畜の餌に払い出すのか、疑問です。
高値を維持したいのだろうが
おそらく、新米または年明けの前年産米の価格を高いまま維持したいために、備蓄米を安値で流通させないのでしょう。しかし、今のようなコメ価格では、所得の低い層は米食中心の食生活は維持できません。
備蓄米を活用して「安いコメ」という選択肢を設けるべきです。少なくtも、安い乾麺、パスタやパンとカロリー当たりで同程度以下の価格にしなければ、コメの需要が奪われます。食料安全保障を考えれば、農家の所得補償は、コメの高値を維持することでではなく、別の方策を講ずるべきです。
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