3月中旬から下旬は、小中学校の卒業式のシーズンです。そして近年、地方では、人口減少、少子化によって閉校になる小学校、中学校、高校がたくさんあり、卒業式に合わせて閉校式が行われることも多いようです。

 私が住んでいるのは県庁所在市で、閉校の話はあまり聞きませんが、県内の中山間部を中心に閉校があります。テレビでそんな卒業式兼閉校式のニュースが流れると、寂しい気持ちになります。地元の人たちの無念の思いが伝わってきます。

 私は、昭和62年度から3年間、県の教育委員会で勤務した際、高校生の急増急減対策にも従事しました。第二次ベビーブーム世代の入学で、平成元年度ころをピークに高校生が急増、すぐに急減し、7年後くらいには元に戻ってしまい、さらに減り続ける予測でした。一時的な現象なので立派な校舎など建築できるはずもなく、テニスコート等の一部をつぶしてプレハブの仮設校舎を建てるなどでしのぎました。

 その10~20年後くらいには、第三次ベビーブームを期待していましたが、期待は空振りに終わってしまいました。

 人口統計から確実に将来の姿を予測できていたにもかかわらず、政治が効果的な対策を実施することはありませんでした。少子化に歯止めをかけるには、バラマキではなく、若者に安定した就業環境を与える必要があったのに、非正規労働者を増やすようなことばかりしていました。目先の選挙対策しか考えない政治の結果が、今の社会の姿です。

 今も、長期的な視野に立たないバラマキが続いています。日本が、ますます衰退していきます。
 にほんブログ村 政治ブログ 地方自治へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次)

スポンサードリンク