4月17日、海上自衛隊の護衛艦「いかづち」が台湾海峡を航行しました。高市政権発足後、海自艦の台湾海峡航行が明らかになるのは初めてとのことです。当然ながら、中国は「意図的な挑発」として強く反発しています。中国の言うことに同調したくはありませんが、反発を予想していなかったはずがなく、挑発と言われてもしかたありません。
米国等との南シナ海での合同訓練に参加するためとのことですが、そもそも南シナ海での軍事行動に自衛隊が参戦する可能性まで考えているのか不安になります。また、わざわざ台湾海峡を通らなくてもと思います。
さらに、殺傷能力のある武器の輸出を解禁したことにも中国は反発しています。私は、国内に一定の武器生産能力を持つことは他国からの武力攻撃を抑制する効果も期待できるので、必ずしも反対ではないのですが、今の政権の姿勢の下では反対です。輸出を解禁したとしても、国際法に違反して他国に武力攻撃をするような国に対しては輸出してはならないことは日本として当然です。
台湾海峡通過も含めて、トランプ政権の機嫌を取ろうとする意図が見え見えです。ウクライナ(実質的には米国が当事国)でもイランでも米国が劣勢なのは、米国やその同盟国の武器製造能力がロシア等と比較して劣っていることが原因と言われています。
NATO諸国ですら今のトランプ政権には距離を置いている中、トランプをノーベル平和賞に推薦した高市氏は国際的に嘲笑の対象になっているようです。少なくともトランプ政権の間は、距離を取らなければ米国とともに国際的に孤立するばかりか、米国で政権交代があって少しまともな政権に戻った時に、相手にされなくなってしまうかもしれません。
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