どこまでが枕詞でどこからが題名か分かりませんが、「10000人を60年間追跡調査してわかった健康な人の小さな習慣」というのが正式な書名なのかもしれません。題名の他に「超・決定版 日本人の普遍的な健康法則を地域比較で追究した世界最長の統計研究」「一生、ラクに動ける身体を手に入れた人の共通点」というキャッチフレーズフレーズも付いています。
著者は、疫学がご専門の医師で、福島県立医科大学の教授です。本書は、秋田県で壮年の脳卒中が多発している原因を究明するために、1963年に始まった疫学調査をもとにしています。本書の序文には「60年以上の時を越えて研究され、検証されてきた、人間の健康の普遍的な法則です。」と宣言されています。
本書の大前提となる「法則」は、すでに常識になっています。著者の示す日本人の健康の「最適解」5原則とは、
1 タバコは一切吸わない
2 お酒は1日2合未満
3 塩分を減らしカルシウムを増やした和食をとる
4 座位時間を減らして適度な有酸素運動をする
5 肥満を解消する です。
この「最適解」はほとんどの人が知ってはいるでしょうが、必ずしも実践はできていないかもしれません。本書には、これを実現するための生活の工夫も提示されています。例えば、ビールは1杯目は普通に飲んで2杯目はノンアルにするとか、小さいグラスで飲むとか、駅から徒歩15分程度の場所に住むとかです。
私は、魚や野菜をたくさん食べ、たくさん歩き、すでに本書で提案されている生活に近い暮らしをしているようです。あまり長生きしたいとは思わないのですが、健康は維持したいため、参考にしたいと思います。
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