福岡県議会で、吉松源昭県議会議員が2020年に議長に就任した際、自民党県議団幹部に約2000万円を支払ったと証言したことが発端となり、正副議長就任にあたり金銭授受の慣例があったのではないかとの疑惑が生じています。吉松氏は7日の記者会見で「人の弱みにつけこんだカツアゲ」と主張しています。

 受け取った側とされる中尾正幸副議長は、当時のやりとりを録音した音声データが公表されたことについて、当初はAIによる改ざんの可能性を指摘していたのに一転して自身の声と認めるなど信用性に欠ける対応です。他にも現金を支払わされたという人も出ているようで、彼がいくら金銭授受を「事実無根」と主張しても、県民の多くは信じないでしょう。

 今日(17日)の報道によれば、外部有識者による全議員への聞き取り調査は始めるようですが、疑惑の中心にいる議長は第三者委員会の設置は拒んでいるようです。これでは、第三者委員会による調査にすると都合が悪いことがあるのか、勘繰られてしまいます。不祥事発生時の危機管理としてはお粗末です。

 福岡県議会は、最近も県庁幹部職員が給与天引きで「議長就任祝い」を拠出させられていた問題、高額な海外旅行(出張?)への批判等が相次いでいます。

 「カツアゲ」「タカリ」の体質を感じます。自民党県議団には、「俺たちが議長にしてやる」のだから相応の見返りは当然、県議になるのに苦労したのだからご褒美があって当然といった気持ちがあるのでしょう。
 自民党が多数を占める他の県議会にも福岡県と同じような「ドン」がいるところが多く、福岡県ほどではなくても弊害も伝え聞いています。是正するには、数を減らすのが最も効果的でしょう。
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