ハンガリーでは2日、国内唯一の原子力発電所であるパクシュ原子力発電所が、冷却水として利用するドナウ川の水位低下により初めて停止を余儀なくされると首相が表明し、「今後5日間が最も危機的な局面になる」と警告しました。4つの原子炉のうち3つは既に停止しており、残る1つも今週中にも停止の可能性が高いようです。
欧州各地では熱波と干ばつが続いており、フランスやスイスでも同様に原子炉の停止が続いています。フランスとスイスの規制では、河川の水温が地域の生態系に影響を及ぼす可能性がある場合、原子力発電所の出力制限や停止が義務付けられているとのことです。
幸い日本の原発は海水を冷却水に使っており、このような心配は小さいと思いますが、海に依存しきっているため津波などに弱く、一長一短です。
また、原発は温室効果ガスの排出は多くないでしょうが、海の水を直接温めており、海水温上昇の原因の一つにはなっているはずです。冬、原発近くの海を見たことがありますが、水蒸気がもうもうと上がっていました。
原発は、どう考えても温暖化防止の切り札にはなりません。万一事故が起これば日本を壊滅させかねないようなものをまだ増やすなど、正気の沙汰ではありません。
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