大評判になった前著を読み、参考になったので、本書も手に取りました。

 「定年後の日本人は世界一の楽園を生きる」(佐藤優)を読んで 参照願います。

 前著にもかなり具体的に述べられている部分もあるものの、全体的には一般論でしたが、本書は、具体的な手法まで解説されています。

 前著が力説しているとおり、日本には定年後に楽園生活を楽しむインフラ(図書館、各種ネットサービスなど)、制度(介護保険、高額療養費制度など)が整っていますが、十分に活用しなければ宝の持ち腐れです。

 「定年後に最優先すべき3つのこと」として、①家計の現状把握と見直し、②健康と体調の管理、③社会とのつながりと居場所づくり が挙げられ、説明されています。私は②は十分取り組んでおり、①も現状把握は済んでいますが、見直しはまだ道半ばです。③も地域のサークルに入会するなど、始めてはいますがまだまだです。

 この著者らしく、「実践・定年後の勉強」の項は充実しています。ただし、著者が推奨する「卒論を見直し続編を書く」というのは、著者のように神学とかリベラルアーツ系の学部でなければ難しいと思います。実学等は、内容がすっかり変化していることも多いでしょう。また、私の場合、やっつけ仕事の卒論など恥ずかしくて見返す気持ちになれません。
 前著と同様、多くの本が紹介されています。前著で紹介されていて読みたくなった本もまだ読んでいないのですが、また読みたい本が増えてしまいました。
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