9月13日に投開票の沖縄県知事選挙で、現職の玉城デニー氏が敗れました。自民党などの推薦を受けた新人の古謝玄太氏(42)が42万票余だったのに対して玉城氏は27万票と、大差でした。
SNSによる悪質な中傷がかなりバラまかれ、玉城陣営では刑事告訴の準備をすると報じられています。これらの行為が厳格に処罰されなければならないことは当然です。でもこれほどの大差、現状を変えたいという県民の思いが強かったことは間違いないと思います。
保守系リベラルを自称し、髙市政権が大嫌いな私は、この結果を嘆くべきところですが、必ずしも嘆いていません。安堵している部分もあります。
中国は、習近平政権が尖閣どころか沖縄に対する野心も隠さず、日本の沖縄領有について否定的な考えを示し続けています。日本が明治時代に琉球王国を併合したことはたしかですが、琉球王国は中国の属国であった訳ではありません。人種的にも言語的にも日本に極めて近い沖縄を日本が領有することを否定するなら、中国によるチベットやウイグルの領有など認められるものではありません。台湾も、国民党が逃げ込んだだけで、元々は別の民族(日本では高砂族と呼んだ)の土地でした。
玉城氏は過去の言動から親中派、媚中派と見られています。ネットにはファクトチェックのページもあり、様々な中傷が事実と異なる部分も多いことは承知していますが、中国に付け入る隙を与えてしまっていることはたしかです。
玉城氏が当選を重ねることは、中国に沖縄の民意を誤解させ、付け入る隙を与えそうなので、今回の結果には納得しています。
ただ、基地や原発を抱える自治体の選挙では、常に自民党政権が過度に介入してくることについては、自治体職員OBとして納得できないものを感じています。
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