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 熊本市の市議会議員が、生後7か月の我が子を抱いて議会に出席しようとして止められたことが議論されています。両方の意見が出尽くしていると思うので、この件について、議論に加わる気はありません。

 一般職員の子連れ出勤について、現役の都道府県、市町村職員の皆様に、考えていただきたいことがあり、それを述べさせていただきます。

 

災害時の緊急登庁

 多くの自治体では、夜間や休日などに災害が発生した場合の職員の登庁を義務付けています。例えば、管内で震度4の地震があったら課で1人か2人、震度5ならプラスアルファ、震度6なら全員登庁という具合です。

職員が子供の面倒を見ているときに災害が発生したら、どうせればいいのでしょうか?

他の家族に任せて登庁できれば、何も問題ありませんが、それができない状況だった場合は困ったことになります。夫婦とも職場に駆けつけなければならない立場だったり、他の家族がいなかったりした場合などは、どうしたらいいのでしょう?

 

災害時は、子連れ、家族同伴登庁を容認すべし

結論から言うと、やむを得ない場合は、子供や家族同伴の緊急登庁を認め、その旨を災害時の対応マニュアルに書き込んで周知しておくべきだと思います。

庁舎の近くにアパートを借りて住んでいる若い子連れ夫婦を想定してください。津波の心配があれば、まず家族を安全な場所に避難させてからでなければ、登庁は困難でしょう。庁舎は、おそらく津波にも耐えられる場合が多いと思いますので、このような場合は、家族同伴で登庁するのが、最も早く駆けつけられ、安心して仕事に専念できると思います。

実は、我が家でも下の子がまだ小さいころ、土曜日に災害があり、私も妻も職場に行かなければならないことがありました。やむを得ず、普段から親しくしている向かいの御家族に子供を頼みました。

当時は、東日本大震災の前で、津波のことはあまり真剣に心配しませんでした。今、津波を想定すれば、向かいの家族に頼むことも困難だと思います。

 

災害発生時に、職員が一刻も早く参集でき、家族の心配をせずに災害対応に当れるよう、責任ある立場の方に御一考いただければと思います。
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