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大阪大学の入試で、試験監督の教授が試験中に居眠りをし、いびきをかいていたとして、訓告処分を受けたとのこと。このニュースを聞き、県庁在職中の出来事を思い出しました。
職員採用試験での出来事です。
私がその部署に在職中、採用試験中に居眠りをする試験監督員は、聞いたことがありませんが、居眠りをする受験生は、時々見たり聞いたりしました。
そのときも、ある専門職(理科系ではない)の採用試験で、最初の教養試験の開始早々に眠り始めた受験生がいたそうです。静かに眠っているなら監督員も放っておくのですが、いびきをかき始めて周囲の受験生が気にしている様子であったため、監督員が脇に行って注意しました。しばらくは静かでしたが、もうしばらくしたら再びいびきをかき始めたため、脇に行って、「周りの迷惑なので、受験を続けられないなら退室してください。」と注意しました。その受験生は、そのまま終了時間まで在室しました。その後の小論文などの試験も受けて、帰ったそうです。
試験の点数は、当然、惨憺たるものだったのですが、数日後、知事への手紙が届きました。内容は、監督員によって受験を妨害されたこと、その職種の仕事に無関係な2次関数の問題などがあって無意味な試験であることへの抗議でした。
知事への手紙については、担当部署が回答を作り、広報広聴担当課を通じて知事の了解を得て、返事を出すのがルールです。
私の部署では、当然、いびきをかいて周りの受験生の迷惑になるようなら制止しなければならないこと、2回注意したこと、教養試験の数学は中学生程度の一般的な思考力をみるものであることなど、当方の対応は適切であった旨を丁寧な言葉で説明した回答文案を作成しました。
一般的には知事が細かく注文を付けるケースも多かったのですが、このケースについては、さすがにあっさりとOKになり、ホッとしました。
回答後も、さらなるリアクションはありませんでした。
そう若い人ではなく、つぶしの利く職種でもないので、今頃はどうしているだろうと、久しぶりに昔のエピソードを思い出しました。
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