先週(5/18~5/24)の米国トランプ関係の報道を見ていると、米国内の分断と世界からの孤立を感じます。中国やロシアは喜んでいるでしょう。

 トランプは、中国との関税戦争で敗北を喫し、ウクライナの停戦も今のところ成功しておらず、経済政策も失敗が目立って、焦っているように見えます。その焦りから、岩盤支持層をつなぎとめるために、南アフリカ大統領やハーバード大学に対して理不尽な喧嘩を売ったりしているようです。一連の行動から、イスラエル寄り(ユダヤ寄り)の姿勢に加え、インテリに対する反感白人至上主義がうかがえます。

インテリとの相互反目

 以前の投稿でも指摘したように、一般にインテリは非知性的な人物を軽蔑し、嫌悪します。インテリ側がその感情を隠そうとしても、嫌悪された側は敏感に察知します。そして、非知性的な人たちは、一般にインテリを嫌悪します。

 「もしトラを憂う」  参照願います。

 米国の分断の原因の一つに、インテリ、エリートに対して反感を抱く民衆の存在があると言われています。その反感には理解できる部分もありますが、ハーバード大学は、米国の貴重な資源です。トランプ政権のハーバード大学等に対する迫害は、このかけがえのない米国の資源を毀損するもので、米国にとって大きな損失になるでしょう。

 米国の司法がその役割を適切に果たし、これらの迫害に対してストップをかけることを願っています。

白人至上主義

 5月21日に南アフリカの大統領と会談した際、同国で白人が不当に殺害されているなどと外交儀礼上あり得ない暴言を吐いて侮辱した件、トランプが証拠として提示した写真などが全くフェイクであることが発覚しています。彼はどんな証拠を突き付けられても間違いを認めないでしょうが、国際的に赤っ恥をかかされたという認識はあるでしょう。この件に関しては、国連人権高等弁務官事務所までもが、トランプの主張を不適切だと指摘しています。
 自らの岩盤支持層にアピールするために、これほど国家の不利益を招く行為をあえて行うとは、呆れたものです。
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