今日(2023年10月1日)からインボイス制度が施行されました。土壇場まで反対運動を繰り広げていた人たちが、少数ながらいたようです。インボイス(適格請求書)の発行などは面倒くさく、積極的に賛成する人はあまりいなかったでしょうが、大多数の事業者はお金もかけて準備を一応やってきました。だから、急に中止になったら、「これまでの苦労をどうしてくれる!」という気持ちになったでしょう。
9月末、各事業者は準備作業の追い込みで、大変でした。疑問点があっても国税庁のインボイスのコールセンターの電話が混んでいてなかなかつながりませんでした。また、やっとつながっても、あのコールセンター、Q&Aに書かれている範囲でしか答えてくれません。私などはQ&Aを読んでも分からない事柄を質問しようと思って電話しているのに、結局所轄の税務署と調整しなければならないことが多く、私も少し困りました。
私は、税の公平、公正の観点から、インボイス制度には一応賛成だったのですが、今は少し意見が変わりました。
インボイスよりいい方法があった!
仕入等に要した経費のうち実際に消費税を負担した経費だけを仕入税額控除の対象にするというのが、今回の改革の趣旨でしょう。客から消費税相当額を受け取りながら国に納付せず、懐に入れるような事業者を根絶したいという趣旨には賛同します。
それならば、免税事業者という制度を廃止してしまえばよかったと思うようになりました。
国全体ではインボイスにかける手間は膨大です。生産性を阻害せざるを得ないでしょう。いっそ「免税」「軽減税率」などという制度を廃止し、一律の課税にすればよかったと思います。
零細であろうと事業を営む以上、消費税は必ず申告、納付しなければならないことにすれば、インボイスなど必要ありません。社会全体では、かなりの効率化になるでしょう。次の改革は、その方向で行うべきだと思います。
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