ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> トランプ大統領 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:トランプ大統領

2021120日、トランプ大統領の任期が終わって無事に政権交代が行われることを祈るような思いで待っている人が、米国にも日本にもたくさんいるようです。

あのような人物に大きな権限を与えてしまったのは、民主主義の欠陥、弱点であることは間違いありません。

 

平穏な政権移行を待ち望む声

トランプ氏自身が任命した2名を含む存命のすべての歴代国防長官10が、1月3日付のワシントンポスト紙に、政権移行に米軍が関与することに反対する意見広告を出しました。たしかに、トランプ氏の政権居座りに米軍が利用されるようなことがあれば、米国はもはや法治国家、民主国家、先進国とは言えません。築き上げてきた米国の社会、信用が瓦解してしまいます。良識ある米国市民の危機感が伝わる出来事でした。
 1月6日(現地時間)には、現職大統領でありながらクーデターをあおって暴徒に議会へ乱入させるなど、米国にとって恥ずかしい騒動を引き起こしました。

違法行為で有罪になっている自分の仲間に恩赦を連発し、さらには自分自身に対して恩赦をもくろんでいるとも噂されています。それもとんでもない行為ですが、一番恐ろしいのは、軍やFBIなどの警察機構を味方につけて事を起こすことでしょう。本気でこんな心配をしなければならないような人物を権力の座に就けてしまったことについて、米国社会は今後の検証が必要です。

 

民主主義に代わる政治体制は?

 ニーチェは、民主主義はキリスト教のルサンチマンの副産物として、批判していました。彼は、貴族政治を推奨しましたが、歴史を振り返ると、貴族政治が民主主義より優れているとは私には今のところ思えません。

 中国、北朝鮮、あるいはロシア、旧ソ連のような体制よりは民主主義の方がずっと優れていることはもちろんです。

 今の世の中には、民主主義に代われるような優れた体制は見当たらないようです。

 しかし、トランプ氏のような人物、古くはヒトラーのような人物が、民主主義の手続の中で権力者となってしまったことは、間違いなくどこかに欠陥があるのです。

 日本のような議院内閣制も、安倍政権、菅政権、古くは麻生氏や民主党政権の鳩山氏などを眺めれば、大統領制より優れているとも言えません。どっちもどっちでしょう。

 

 民主制の中に、自己本位の人間、嘘をつく人間、愚物を排除する仕組みを組み込む適切な方法はないものでしょうか?

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 


 アメリカのトランプ大統領が来日中の5月26日に、ツイッターで日本との貿易交渉で、すばらしい進展がある。農業、牛肉は特にそうだ。多く(の成果)は日本の7月の選挙後になる。」と投稿しました。4月ころは、トランプ大統領は、貿易交渉を急いでおり、5月の日本訪問の前にも決着させる勢いでしたが・・・。

 さらに、翌日、首脳会談の冒頭で記者団に「8月に、いい内容を発表できる。」と発言し、前日のツイートが本当であることを裏付けています。

 安倍首相とトランプ大統領の間で、貿易交渉の決着を参議院選挙後に引き延ばす代わりに大幅に譲歩するという密約があったという暴露報道は以前からありましたが、トランプ氏が自らばらしてしまいました。このことに対して、安倍首相側は、特に反論、弁明等はしていないようです。ここまでばらされたら否定しようがない、または否定するとトランプの不興を買う恐れがある、といったところでしょうか?

 

事実でないなら否定せよ!

 そのような密約は、これまでの経緯から、あったと考える国民が多いでしょう。私もあったと思います。

 もしそうでないなら、安倍官邸は否定し、抗議しなければなりません。否定しなければ、米国側は決着を参議院選挙後に延ばすことを日本側への「貸し」と考えるでしょう。不当に譲歩を迫られることになります。

 また、このような密約を結んだとすれば、党利党略のために国益を害したということです。そんな汚名を晴らさないで、いいのですか?

 もしこの密約が事実で、秘密が保たれたまま参議院選挙を終えれば、たしかに安倍政権にとっては「借り」だったでしょう。しかし、こんな形で暴露されてしまえば、安倍政権にとってはメリットは消え、迷惑な話でしよう。トランプが暴露したことによって、逆に安倍政権側の「貸し」になったはずです。それをトランプに理解させなければなりません。

 

 こんな身もふたもないことをばらすということは、よほど日本人を舐めているようです。こんなことをばらされて、それでも7月の選挙で自民党が勝利し、アメリカ側に有利な妥結内容が8月に発表され、両首脳の思惑通りに事が運ぶのでしょうか?

 それは、日本の有権者にとって、恥ずかしいことだと思います。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 


   サイト案内(目次)

 トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との会談について、成功だという人と米国にとって失敗だったという人に意見が分かれています。金正恩にとっては成功だったことについては、異論はほとんどないようです。金正恩は、滅亡のふちに立っていたのが、当面の危機が回避されたのですから、大成功です。しかも、非核化の具体的なスケジュールさえ示さずに済んでいるのです。さらに、トランプ大統領が、米韓軍事演習の中止というおまけまで付けてくれました。

 

米国についての成果はまだ不明、不利益は明確

 北朝鮮は、これまでに何度も非核化を約束し、援助だけ引き出して、約束を反故にしています。具体的に、後戻りのできない非核化が行われるまでは、成果が分かりません。

 非核化の具体的なスケジュールに着手されなければ制裁措置の緩和を一切行わないとしても、それでは米国の完敗です。北朝鮮に、核・ミサイル開発の時間稼ぎをさせてしまったことになるからです。

 一連のどさくさの中で金正恩が中国、ロシアと接近してしまったことも、米国、日本にとっては、マイナスです。

 非核化が実現しなければ、米朝会談は行わない方がよかったことになります。

 

 今はまだ、米国、日本や世界にとって成功だったのか失敗だったのか、判断できない状態なのだと思います。

 

派生的な迷惑事象

 一連のごたごたから派生した困った現象があります。

 会談が決まった後、金正恩が図に乗って強気に米国を挑発しました。それに対して、トランプ大統領は金正恩に書簡を送り、会談の中止を通告しました。金正恩は、大慌てで土下座せんばかりに会談を懇願してきました。

 この、ハッタリのかませ合いに勝利したことが、トランプ氏にはよほどうれしかったとみえて、会談を復活させたうえ、その後は金正恩の言いなりのように見えます。

 また、この金正恩相手のハッタリの成功に味をしめて、EU、カナダ、メキシコに対して鉄鋼、アルミニウム輸入関税の発動を発表しました。金正恩のように土下座してくると予想していたのかもしれません。

 今後もトランプ氏が、金正恩相手のハッタリ合戦のようなことを他国に対しても仕掛けてくるとすれば、世界の迷惑は甚大です。

 

 もう一つ、日本にとって、派生的な迷惑があります。トランプ氏の会談中止の書簡に安倍政権が浮かれてしまい、世界で唯一、会談中止に対する賛成を表明してしまったことです。

 みっともないことでした。もう少し慎重に対応していただきたいものです。


↑このページのトップヘ