近年、パワハラを告発する動きが活発になっています。兵庫県でパワハラ等が原因で知事が議会から不信任決議をされ、失職しましたが、それ以前にも各地でパワハラがやり玉に挙げられるケースが相次いでいました。
今年(2024年)3月には北海道選出の自民党参議院議員である長谷川氏が、旅客機の客室乗務員に対するパワハラを演歌歌手の吉幾三さんにバラされ、それをきっかけに同議員の北海道庁職員や札幌市役所職員に対するパワハラも明らかになりました。彼は首の皮一枚でつながって、まだ議員の席にしがみついているようです。
兵庫県以外でも、パワハラで窮地に陥った首長が何人かいます。また、これらをきっかけに、自治体の職員に対して、議員等からハラスメントを受けていないかどうかのアンケート調査を実施する動きもあります。
これも、いいことだと思います。
私が県職員だった時も、県職員を大声で恫喝する県議会議員が何人かいました。理不尽な要求をする県議もいました。
古巣の県庁で少し風向きが変わったのは、議員等から何かを依頼されたり要求されたりした際に、それを必ず記録に残すようにしたことがきっかけだったと思います。それを機に、パワハラなどは少なくなった気がします。
自治体職員が身を守るためには、議員等から言われたことは必ず記録に残すことを徹底し、そのことを予め公表しておかなければなりません。記録に残され、それが公開される可能性があるということになれば、議員らも変な要求や恫喝めいたことは控えざるを得ないでしょう。「記録するな!」などという議員がいれば、そのことも記録しなければなりません。
職場からハラスメントが一掃されることを願っています。
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