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盛り上がりを欠いた自民党総裁選が終わりました。
石破氏が、地方票の45%近くを獲得し、善戦したようです。この結果を受けて、現政権が、もう少し国民に丁寧に誠実に対応する姿勢に転ずることを期待しています。
ご飯論法
盛り上がらなかったのは、結果が初めから明らかだったことに加え、まともな議論が行われなかったことにもあると思います。TBSの番組で両候補がそろって出演した討論会でも、キャスターが加計氏とのゴルフについて安倍氏に考えを質したのに対し、「ゴルフはダメで、テニスや将棋ならいいのか」などと見当違いの反論をし、識者のひんしゅく、嘲笑を買っていました。安倍氏の議論がいわゆる「ご飯論法」だと批判されているときに、それをテレビの場でやってのけたわけです。
小学生の口げんかのような論法ですが、本人の知的レベルがその程度なのか、あるいは国民を馬鹿にしていて、こんな論法でごまかすことができると思っているのかは、私には判断できません。いずれにしても、これではまともな議論は無理でしょう。
具体的な政策議論なし
石破氏も、攻め手を欠いていたような気がします。
政治姿勢の問題については、あまり具体的に追及すると人格攻撃のようになってしまうことを恐れたのかもしれません。
期待していた日米地位協定の問題についての議論も、全く深まらなかったようです。
自身の施策についての説明も具体性を欠きました。「正直に」「誠実に」は安倍氏との対立軸として大切でしょうが、国民の関心の高い分野でインパクトのある具体的な政策が私には見えませんでした。
近年の選挙では、争点隠し、争点ずらしが横行しています。
原発再稼働の問題が争点にならないようにあいまいな態度を取るなどです。こんな風潮を断ち切り、大切な問題はきちんと議論していただきたいものです。
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