9月に入り、新型コロナ感染の第5波がようやく明確に収束の兆しを見せています。しかし、まだ学校、保育所などでクラスターの新規発生も伝えられていて、気を抜けない状況です。
菅首相などは、この収束の徴候がもう1週間早く顕在化していればと歯ぎしりしているかもしれません。オリ・パラの強行開催、国民の心に響かない自粛要請など、自業自得でしょうが・・・。
3回目のワクチン接種の順番は慎重に
2回目までは、医療従事者、高齢者が優先されていました。医療従事者の最優先は、今後も当然ですが、高齢者は再考すべきだと思います。
これまで、高齢者を優先してきたのは、高齢者は重症化しやすいため、医療機関の負担を考慮してのことでしょう。そのことには一定の合理性がありますが、一律に医療従事者の次に位置づけるには、人数が多すぎるでしょう。
これまでの経験から、学校教職員、保育所を始めとする福祉施設のスタッフを優先すべきことは明らかです。彼らが感染した場合に社会に及ぼす影響が大きいからです。我々高齢者の大集団の前に、彼らの接種を済ませるべきだったでしょう。
倫理的にも
重症化する割合が、高齢者と若者でどの程度の差があるのか分かりませんが、若い世代で重症化して亡くなるケースも多発しているようです。もし、若者と高齢者で、重症化する割合が2、3倍程度の差しかないなら、高齢者優先は疑問です。限られた医療資源を、あと30年は健康で暮らせそうな人と、健康で暮らせるのはあと10年ほどしかない見込みの人のどちらに割り当てるべきか・・・。
さらに、我々高齢者は、もう十分に人生を経験しているのですから、若者を優先するのが倫理的だと私は思います。
3回目接種の効果を最大化するためには、2回目の接種後どのくらいの期間を置くべきか、その点の考慮が優先されるべきでしょうが、併せて、社会への影響、倫理的な側面も考慮して優先順位を決めるべきです。