ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 優先順位 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:優先順位

 9月に入り、新型コロナ感染の第5波がようやく明確に収束の兆しを見せています。しかし、まだ学校、保育所などでクラスターの新規発生も伝えられていて、気を抜けない状況です。

 菅首相などは、この収束の徴候がもう1週間早く顕在化していればと歯ぎしりしているかもしれません。オリ・パラの強行開催、国民の心に響かない自粛要請など、自業自得でしょうが・・・。

 

3回目のワクチン接種の順番は慎重に

 2回目までは、医療従事者、高齢者が優先されていました。医療従事者の最優先は、今後も当然ですが、高齢者は再考すべきだと思います。

 これまで、高齢者を優先してきたのは、高齢者は重症化しやすいため、医療機関の負担を考慮してのことでしょう。そのことには一定の合理性がありますが、一律に医療従事者の次に位置づけるには、人数が多すぎるでしょう。

 これまでの経験から、学校教職員、保育所を始めとする福祉施設のスタッフを優先すべきことは明らかです。彼らが感染した場合に社会に及ぼす影響が大きいからです。我々高齢者の大集団の前に、彼らの接種を済ませるべきだったでしょう。

 

倫理的にも

 重症化する割合が、高齢者と若者でどの程度の差があるのか分かりませんが、若い世代で重症化して亡くなるケースも多発しているようです。もし、若者と高齢者で、重症化する割合が2、3倍程度の差しかないなら、高齢者優先は疑問です。限られた医療資源を、あと30年は健康で暮らせそうな人と、健康で暮らせるのはあと10年ほどしかない見込みの人のどちらに割り当てるべきか・・・。

 さらに、我々高齢者は、もう十分に人生を経験しているのですから、若者を優先するのが倫理的だと私は思います。

 

 3回目接種の効果を最大化するためには、2回目の接種後どのくらいの期間を置くべきか、その点の考慮が優先されるべきでしょうが、併せて、社会への影響、倫理的な側面も考慮して優先順位を決めるべきです。

 今ならまだ議論する時間はあります。

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 高齢者接種に目途がついた自治体では、高齢者以外の住民の接種の準備に取り掛かっています。今回、住民への新型コロナワクチン接種の段取りについて、国が自治体の裁量にほとんど任せたため、高齢者以外の住民の中で誰を優先するか、自治体が独自に特色を出しています。このようなことは、とてもいいことだと思います。

 

理不尽な批判も

 独自色を出した自治体の中には、抗議の電話等が相次いで方針変更をさせられてしまったところもあります。

 京都府伊根町では、中学生への集団接種を予定していたところ、「子供への接種はリスクがある」などといった抗議が相次ぎ、取りやめてしまいました。

 集団接種と言っても、全員に強制的に接種するはずがありません。接種を受けたくない生徒、自分の子供に接種を受けさせたくない親は、拒否できたはずです。接種を受けて安心したい生徒や保護者も多かったはずで、その気持ちを邪魔する権利は誰にもなかったでしょう。接種を受けなければリスクがないわけではなく、受けた場合より新型コロナに感染するリスクが高いのは明らかで、どちらのリスクを選ぶかはそれぞれの判断です。生徒の保護者であっても、よその子供が接種を受ける希望を邪魔する権利はありません

 まして無関係な野次馬が役場に抗議の電話をするなど、もっての外で、そんな声は毅然として無視すべきだったと思います。そんな野次馬は、自粛警察と同様、正義感という錯覚に陥っていただけでしょう。

 

地域の実情に即した自治体の判断を尊重したい

 単純に60歳以上、55歳以上のように年齢層で優先順位を決める自治体もあるようですが、保育士や保育所職員を優先接種する自治体もあります。保育所が休園した場合の保護者への影響を考えれば当然の判断で、むしろ高齢者よりも優先すべきだったような気もします。

 東京都新宿区のように、20代、30代を優先する自治体もあるようです。基礎疾患がある人は医療機関で個別接種を受ければいいので、集団接種の優先順位としては妥当かもしれません。

 いずれにしても、各自治体が真剣に考えて感染拡大防止等にもっとも効果的な順位付けをし、その考えを住民にきちんと説明されることを期待しています。

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 全国で新型コロナワクチンの高齢者に対する接種が進められていますが、第一順位のはずの医療従事者で、まだ接種を受けておられない方がかなりおられるようです。何か変です。なぜ、こんなことが起こるのでしょう?

 テレビのニュースでも、高齢者に対する接種に従事している医療従事者が実はまだ接種を受けておらず、接種予定の高齢者にキャンセルがあった場合に医療従事者に回すなどの対応がされている地域もあるようです。

 

ワクチンに色が付いているのか?

 都道府県、各市町村に配分、送付されたワクチンは、国から「医療従事者用」とか「高齢者用」とかと指定されていて、勝手に流用できないのでしょうか?

 医療従事者で、接種を希望していながらまだ接種を受けていない人は、まず最優先で接種すべきでしょう。なぜそうしないのか、意味が分かりません。

 

高齢者を優先する正当性が揺らいでいる

 感染が始まったころは、たしかに高齢者が重症化しやすいという傾向が顕著だったようです。しかし、変異株が拡がり始めてから、若い人でも重症化して、亡くなる人も増えているようです。こうなっては、高齢者の接種を優先する正当性がありません。

 重症化のリスク、死亡のリスクに大きな差がないなら、私のようなもう十分に生きた高齢者よりも、まだ人生を十分に味わっていない若年者を優先するほうが倫理的だと思います。

 

そもそもの順位付けが変だったかも

 現在の順位付けも、十分な議論が行われて決められたものではありません。接種が始まったのは2021年に入ってからで、優先順位の議論の必要性が指摘されていたのはその半年ほど前ですから、議論する時間は十分にあったはずですが・・・。

 なぜ、基礎疾患のある人よりも高齢者の方が優先されるのか?

 高齢者よりも、高齢者施設などの従事者、保育士、学校の教職員、救急隊員や消防士、公共交通機関の従事者、郵便局や宅配便の配達員、ごみ収集作業者、警察官など、社会の維持に不可欠な職種の従事者を優先すべきではなかったか?

 

 今後のために、検証しておくべきだと思います。

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 読書が趣味ですが、私の読書には、優先順位があります。この優先順位は、人生のステージに応じて変化するのでしょうが、今のところはまだ、仕事に役立ちそうな本を第1順位としています。知識を得るための無味乾燥な読書になることも多いですが、結構楽しめるものもあります。

 

 県職員だったため、1年から4年ほどで異動しました。県職員の仕事は、異動すると全く未知の世界になってしまうことも多く、特に異動直後は勉強が必須です。意識的に勉強しなくても、半年もすれば普通に仕事をこなせる程度にはなれると思いますが、少しでも早く役に立つ職員になれるよう、異動のつど、それぞれの分野の勉強をしました。私は、仕事も生きがいの一つとしており、より精通した方が成果も上がり、達成感を得る機会が多いことを実感しています。

 

 地方自治関係の勉強はもちろんですが、高齢者福祉部門に配属されたときは、老人介護、生活リハビリなどの本を読み漁りました。

 病院に配属されたときは、診療報酬の解説書や病院経営に関する本を何冊か読みました。

 出納部門に配属されたときは、部下に簿記資格の取得を促す立場だったため、自分でも猛勉強したことから、読書はほとんどできませんでした。その代り、2年間の独学の結果、5年前に日商1級を取得できました。公務員のため、この資格自体が役に立ったことはありませんが、得た知識、意思決定の考え方などは、その後の仕事に役立っています。

 行政改革部門に配属されたときは、組織論、戦略論などの経営学関係の本をかなり読みました。仕事の必要から読んだ本ではありますが、私の生き方にも影響を与えてくれた気がします。「もしドラ」などを読めば分かるとおり、経営学には人間哲学のような側面もあります。もし私が、あの時期(管理職になる少し前の40代)に「エクセレント・カンパニー」「ビジョナリー・カンパニー」「最強組織の法則」などを読み漁らなければ、何でも自分でやりたがる「嫌な管理職」になっていた気がします。この分野は、今でも私のお気に入りのジャンルの一つです。

 

 読書のおかげで、仕事も楽しむことができ、もちろん生活も楽しんでいます。

 

   「座学の勧め」参照

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