ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 共和党 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしています。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:共和党

 2023年9月30日、米国議会は11月末までの政府のつなぎ予算を可決しました。しかし、その予算からは、ウクライナへの支援が削られてしまいました。非常に無責任だと思います。

 誤解を受けないよう予め明言しておきますが、2022年に始まったロシアによるウクライナ侵略、一番悪いのはロシア、プーチンであることは明白です。どんな内向きの理屈があろうと、自国に攻め入ろうなどと考えてもいない他国に武力攻撃を始めるのは、絶対に悪です。ウクライナなどがロシアを離れてNATOに入りたいのは、ロシアがこれまで散々悪いことをしてきたからで、自業自得です。

 

 そのうえで、アホなプーチンを挑発して暴発させてしまったことについては、NATO、特に米国、特に共和党に責任があると思います。

 2008年、NATO首脳会議への出席の前にウクライナに立ち寄った米国のブッシュ大統領(共和党)は、キーにおいて、ウクライナとグルジアのNATO加盟について「全面的に支持すると表明しました。プーチンは、ウクライナとジョージアのNATO加盟は絶対に許さないと明確に警告していました。フランスやドイツはロシアを刺激することを危惧して消極的だったようですが、その後のNATOの首脳会議で、ウクライナとジョージアを将来的にNATOに組み込むことが宣言されました。米国が押し切ったのでしょう。

 つまり、ウクライナがNATO加盟を目指したのは、米国がけしかけた面が大きいことは間違いありません。それを、今になって手のひらを返して、はしごを外すようなことは、あまりに無責任で道義に反します。今後、誰も米国、共和党など信じなくなるでしょう。

 どうも米国共和党の強硬派といわれている連中は、あのトランプを支持していることといい、まともな道徳心を持っていないように見受けられます。ああいう連中と付き合っていかなければならないとすれば、日本もよくよく用心しなければ、危険です。

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 ウクライナのゼレンスキー大統領が、電撃的に米国を訪問し、12月21日に米連邦議会で演説をしました。その内容は日本でも詳しく報じられ、米国でも好評だったようですが、共和党では支援に対する冷ややかな意見もあり、危惧を感じます。演説にも欠席した議員も多かったようです。

 

ウクライナ支援に対する米国の立場

 ゼレンスキー大統領は、米国議会での演説で、支援についての感謝を伝えつつ、こう述べられました。「皆さんの支援は慈善行為ではありません。私たちが最も責任ある方法で扱う、世界の安全保障と民主主義への投資なのです。」

 この点、そのとおりだと思いますが、もう一つ付け加えるべき点があります。

 今回のロシアによる侵略に際し、米国がウクライナを支援することは、責任、義務だと思います。「世界の警察官」たる米国の義務だなどと言っているわけではありません。

 2008年、NATO首脳会議への出席に先立ってウクライナを訪問した米国のブッシュ大統領(共和党)は、キーフにおいて、ウクライナとグルジアのNATO加盟について「全面的に」支持すると表明しました。プーチンは、ウクライナとジョージアのNATO加盟は絶対に許さないと明確に警告しており、フランスやドイツはロシアを刺激することを危惧して消極的だったようですが、その後NATOの首脳会議で、ウクライナとジョージアを将来的にNATOに組み込むことが宣言されました。米国が押し切ったのでしょう。

 つまり、ウクライナがNATO加盟を目指したのは、米国がけしかけた面が大きいことは否定できません。それを、ここに至ってはしごを外すようなことは、あまりに無責任で、道義に反します。

 米国、特に共和党は、ウクライナ支援に対して冷ややかな態度をとる資格はないと思います。そんなことをしたら、ウクライナだけでなく、他のNATO諸国も怒るでしょう。

 ただ、こういうことが起こりうることも国際社会の現実です。日本も、米国の言うことを鵜呑みにせず、平和を守っていかなければなりません。

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