ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 内閣府 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:内閣府

 連日、しどろもどろの答弁が続く安倍総理ですが、さすがに先日の衆議院予算委員会での迷答弁には議場に嘲笑が広がったようです。

 「桜を見る会」を組み込んだ観光ツアーへの参加を募る文書が地元有権者に送られていたことに関して、共産党議員が文書を示しながら「募集していることはいつから知っていたのか」と質問しました。それに対し、総理は「私は、幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と述べ、募るのと募集するのではどう違うんだなどという下らないやりとりがあったようです。

 この人は、ろくに考えないで言葉を発し、それを訂正せずに取り繕おうとしてますます変なことになるというパターンが多いようです。政治家としてという以前に、社会人として恥ずかしいですね。

 こんなのは笑い話でもいいですが、見過ごせない責任転嫁もあります。

 

内閣府に責任転嫁

 参議院の予算委員会では、「桜を見る会」の招待者に安倍事務所が推薦した人について、安倍総理は「事務所でチェックするといっても限界がある。最終的な責任を負うのは内閣府で、内閣府がふさわしいかどうかを含めて取りまとめている。」と答弁したとのことです。

 実態を無視した、ひどい責任転嫁です。内閣府のトップが自分であることを忘れ、事務方に責任を押し付けようとしているようです。今度は、適切なチェックを怠ったとして、また内閣府の官僚を処分するのでしょうか?

建て前は、たしかに、内閣府が推薦された人が基準に該当するかどうか、どんな功績があったのか、チェックすべきなのでしょう。しかし、安倍事務所が推薦してきた人について、内閣府が、この人はダメとかチェックできるはずがありません。そして、中央省庁をそんなポチの集団にしてしまった最終責任は、総理にあるのです。

 

 総理をかばって書類を隠し続け、嘘をつき続ける内閣府の官僚と、その彼らに無情にもさらに責任を転嫁する恩知らずな総理、いつまでこんな茶番が続くのでしょうか?

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 「桜を見る会」について、野党から何を聞かれてもまともに答えないことで、内閣府の大臣官房総務課長が一躍有名人になりました。

 「あんな対応をするために公務員になったわけじゃないだろうに」と憐れむ人、「ああやって総理に恩を売っておけばそのうちいいことがあるんだろう」と蔑む人など、ワイドショーのコメンテーターや国民の反応は様々ですが、彼の言うことを信用していないことについては、一致しています。

 

内閣府って?

 私は、県職員時代に特区などを担当していた際、内閣府の職員とは何度か一緒に仕事をしたことがあります。真面目な方たちだったという印象がありますが、私も内閣府の全容は知りません。

 霞が関の覆面キャリア官僚、若林冽氏の告発小説「東京ブラックアウト」(原発事故を描いた「原発ホワイトアウト」の続編)に次のようなことが書かれています。

 「霞が関広しといえども、内閣官房と内閣府の関係を正確に言い当てられる役人は少ない。

 まず内閣官房は、総理官邸直轄であり、国家権力の中枢の中枢である。一方の内閣府は、名称こそ内閣官房と似て立派であるが、中央省庁再編の際に、持って行き場のなかった弱小官庁の総理府や経済企画庁を寄せ集めた組織で、最弱の組織といってもいい。

 ゆえに内閣官房の役人は、内閣官房が内閣府と間違われることを極端に嫌い、内閣府の役人は、あたかも権力の中枢に近いと世間に誤解されることによって自己満足に浸る・・・ともに官邸の真正面で、議員会館にも歩いて行けるという絶好の立地にありながらも、最も熱気あふれる内閣官房と権力に無縁の弱小官庁の内閣府とは、対照的なのである。」

 

 なんとも気の毒な言われようではあります。

 

このまま情けない対応で終わるのか?

 上記のような予備知識を持って野党との問答を見ていると、滅多にない晴れの舞台で懸命に政権への忠誠をアピールしている悲しい姿に見えてきます。

 しかし、忠誠を尽くすべき対象は、時の内閣ではなく、国民であることは当然です。

文部科学省や財務省は、ないと言われていた書類がちゃんと出てきました。要所要所に正義感を持つ官僚がおられたのでしょう。

 

 内閣府の官僚の皆さまも、心意気を見せるチャンスです。

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 首相が主催して毎年政府の行事として公費で行われている「桜を見る会」に、安倍首相の後援会で参加者の募集が行われ、関係者が多数(バス17台、800人規模)参加していたようです。大胆な公私混同にあきれている国民が多いようです。

 このようなことを首相が自分のお金でやれば、間違いなく公職選挙法違反で有罪です。公民権も停止されるでしょう。

 自費でなく税金でやったからセーフというのは変です。一般的な感覚からすれば、税金を使って自分の支援者を接待するほうが罪が重いでしょう。即座に来年度の中止を決めたのは、よほど「ヤバい」ことなのでしょう。

 

ふざけるな!二階幹事長

 自民党の国会議員が「桜を見る会」の参加枠を持っていたのではないかという点について、二階幹事長は「それはあったって別にいいんじゃないですか。特別問題になることがありますか?」「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに、できるだけのことを呼びかけて参加いただくことに配慮するのは当然」と述べました。

 税金を使って自分たちの支援者を接待することについて、悪いことをしているという認識が全くないようです。こんな人たちに税の使い道を委ねるわけにはいきません。

 

ふざけるな!内閣府

 招待客の名簿、各省庁等に招待者の推薦を依頼した文書、招待者の基準や要件等、一切が1年未満で廃棄することになっているので、既に廃棄済みと言い張っています。本当に廃棄してしまったとすれば、問題になってから慌てて廃棄したのでしょう。

 役所の仕事で、このようなことはあり得ません。毎年行っている行事を毎年一から考えて実施するなどは、あり得ません。前年度の文書を参考に、必要な修正だけして施行するのでなければ、時間がいくらあっても足りません。

 また、この種の予算執行に関係する文書は、会計検査対応のため、最低でも5年間は保存するはずです。1年未満で廃棄したとしたら、そんなことを決定した職員は責任を追及されなければなりません。

 誰も信じないことを承知していながら、いけしゃあしゃあと、よくそんな嘘をつくものです。

 

官僚の皆様に期待

 森・加計問題などでも、「ない」といわれた書類があちこちから出てきました。官僚の皆様の良心の発露だったと思います。

 今回も、是非、国民に忠誠を尽くし、御自分の御家族、子供さんに対して恥ずかしくない正しい行動をお願いします。

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