6月19日、ロシアのプーチンが北朝鮮を訪問し、金正恩の歓迎を受けて「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名したことが報じられました。一方が武力侵攻を受けた際は「遅滞なく、保有するあらゆる手段で軍事的およびその他の援助を提供する」と明記されていて、旧ソ連時代に結ばれていた軍事同盟が事実上復活したようです。
両国とも中国からは格下扱いされ、他の国からは表立って相手にされず、お互いに相手に頼らざるを得ないということでしょう。切羽詰まった窮鼠同士というわけです。これまでも北朝鮮はロシアがウクライナで使用する弾薬等を供給し、ロシアは北朝鮮にミサイル技術を供与していたわけですから、この条約によって何かが変わるとも思えません。
元大国のロシアと対等になったと北朝鮮が有頂天になっているのに水を注すわけではありませんが、あの国の約束など当てにできないことは承知しているでしょう。
信用できないロシア
第二次世界大戦末期、日ソ中立条約を突如破棄して、火事場泥棒的に日本軍に攻めかかってきたソ連の後継です。北方領土のうち2島は日本に帰属することを認めていたのを、なかったことにしようとしているロシアです。
ブダペスト覚書では、旧ソ連の核兵器をウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンから撤収する際、それらの国々の主権と国境について、核保有国の米英露が尊重し、脅威となることや武力行使を控えることなどを定めたはずでした。それが、ロシア自らウクライナを武力侵略しています。
ロシアという国が、いかに約束を守らない、信用できない国であるか、国際社会はよく知っています。おそらく北朝鮮も、本気であてにはしていないでしょうが・・・。
北朝鮮も、核開発を止めることを条件に再三経済援助を引き出しながら、核開発を続けてきました。嘘つきであることは、どっちもどっちです。
岸田首相や安倍元首相も、日本人の中では嘘つきで名をはせていますが、両国と比べればかわいいものなのかもしれません。
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