11月9日にはファイザー社が、同16日にはモデルナ社が、開発中の新型コロナウイルスのワクチンの有効性が確認されたので米政府に緊急使用の承認手続きを始めることを発表しました。
両社とも日本政府とワクチン供給の契約を締結しており、順調に進めば、来年の前半にも日本でワクチン接種が開始される見込みになりました。
朗報であることは、もちろんですが、少し危惧もあります。
危険分散が必要?
大統領と副大統領は、一緒の飛行機には絶対に乗らないことは有名です。万一の墜落に備えた危険分散のためです。
米国では、例えば一番先に完成したA社のワクチンを大統領と副大統領に同時に接種するかどうか?
日本でも、ある医療機関の職員全員に、同じA社のワクチンを接種していいものか?
今回の新型コロナウイルスのワクチン、必ずしも従来のワクチンのように十分な時間をかけた安全性の検証が行われていません。「緊急使用」という扱いですから・・・。
医療従事者に優先接種という扱いも、それでいいものか?
もし複数社のワクチンが使用可能な状況になるなら、危険分散のため、A社のワクチンを接種するグループ、B社のものを接種するグループと、適当にグループ分けすることが望ましいと思います。その場合、「私はB社のワクチンを希望します。」という意向を認めるかどうか?現場の裁量でしょうか?
ワクチンの割り振りが大変そうだ
保管の際、マイナス80度以下に保たなければならないワクチンもあるようです。地域ごとに、輸送、保管の体制が取れるかを勘案しながら、地域ごとの配分をしなければならないでしょう。
優先接種の対象は、医療従事者、高齢者、一定の基礎疾患のある者くらいでしょうか?社会インフラの維持に必要なエッセンシャルワーカーなども加えるべきかもしれませんが、線引きが難しそうです。
世界的に感染第三波に見舞われています。ワクチンが一筋の光です。
完成を待つ間に、優先、割り当て等の諸課題の検討を早急に進めなければなりません。
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