4月22日(2021年)、シリアから発射されたミサイルがイスラエル南部に着弾しました。そこはイスラエルの最高機密の原子炉の近くとのことで、この攻撃に対し、イスラエルは隣国シリアのミサイル発射装置と防空システムを報復攻撃したと報じられています。
イスラエル自身も、これまでにイラクやシリアの核施設を攻撃した前科があります。
原子炉は存在するだけで危険
中東の紛争は、日本にとっては対岸の火事かもしれませんが、この事件は、原子炉は存在するだけで危険であることを改めて教えてくれました。
日本は、現在、戦争状態にある国はありませんが、北朝鮮、韓国のように敵意をむき出しにしている国や、中国のように周辺諸国に喧嘩を売りまくっている危険な国に囲まれています。こんな狂人のような国に囲まれている中で原子炉を持ち続けることは、極めて危険なことです。完全なミサイル防御システムがない中では、相手に生殺与奪の権を与えていることになります。
あれらの国がなかったとしても、万一過酷な事故が発生した場合には日本が滅びかねないほどの被害が発生する原発など、保持すべきでないことは当然です。まして、周囲を危険な国に囲まれている我が国において、原発など持ち続けることは狂気の沙汰でしょう。
原子炉そのものだけでなく、候補地選定が難航している放射性廃棄物貯蔵施設にも同様の危険があります。
現政権をはじめ、日本の政治家は、危機感が乏しすぎるというか、想像力に欠けるというか、冒険野郎というか・・・。目先の利益を追わず、最悪を避けるのが、まともな政治というものでしょう。
現政権幹部は、3.11で原発は安全でないことを知って宗旨替えした小泉元総理、細川元総理らを見習っていただきたいと思います。
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