2025年7月の参院選を振り返り、日本の民主主義も危険水域に入ったと感じています。
私の住む地域の選挙区でも参政党の候補者が立候補していましたが、私自身は参政党だのNHK党だのというキワモノには全く無関心でした。いろいろ批判を浴びていたことはニュースで承知していましたが、どんな主張をしているのかもほとんど知りませんでした。「日本人ファースト」については、どこの国でも「自国ファースト」は当然のことで、程度の問題に過ぎないとはいえ、外国人差別的な主張は嫌いでした。
参政党躍進の結果を受けて、どんな主張をしているのか関心を持ち、取りあえず「新日本憲法(構想案)」なるものをざっと見てみました。
「これはひどい!」と言わざるを得ない内容です。日本国憲法にある人権規定がごっそり抜けていることは多くの識者が批判されているとおりです。それ以外の点でも、シロート集団であることを如実に示しています。
「国民の要件は、父または母が日本人であり、日本語を母国語とし、日本を大切にする心を有することを基準として、法律で定める」などというアホな規定がありますが、これでは両親ともに日本人であって日本で生まれても、日本国籍が与えられない可能性もあります。
私も評価できる政策もいくつかはあります。例えば、安全保障の観点から外国人による不動産取得への規制を強化すること等です。しかし、全体的には居酒屋で中年オヤジが熱く主張している思い付きの羅列のような感じで、公表に耐えるレベルではありません。
参政党の代表は、法科大学院を修了しているとのことです。法律知識がゼロのように思えるのですが、どんな大学院なのでしょう?
こんな草案を発表するような政党を支持する有権者は何を考えているのか、日本の「民度」も地に堕ちたなと情けなくなります。
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