国土交通省元次官で東京メトロ会長の本田勝氏が、民間企業「空港施設」に対し、同省OBの副社長を社長に昇格させるよう求めていた問題が報じられました。まだこんなことをしていたのかと多くの国民があきれています。この会社は、国土交通省が許認可にかかわっていて、本田氏は、彼より年次が上の元次官2人の名代として働きかけていたとのことです。
また、OB副社長自身も、社内で、国交省の意向(威光)をちらつかせ、社長ポストを要求していたとのことです。
この会社は、これまでずっと国交省系のOBが社長を務めてきたのが、経営感覚のなさから多額の損失を出すなどして経営刷新のため、2021年からJAL、ANAのOBが社長、会長を務める体制になったとのことです。奪われたポストを奪還したかったのでしょう。
この厳しい経営環境で、会社経営の経験がほとんどない官庁OBを社長に据えて安泰でいられる会社は少ないでしょう。官庁OBはせいぜい常務取締役くらいにして会社と官庁の潤滑油としておくくらいが適当でしょう。そのOBが非常に有能で周囲から是非にと望まれれば、社長になってもいいでしょうが・・・。
自分でポストを要求するなど、みっともない話です。
今回の件、国交省OBらのあまりに前近代的なやり口に会社の現トップらが切れて公表されてしまったようです。ここで名前の出てしまったOBは、傷が付いたでしょう。
この会社に対して国交省の報復などがないように、マスコミや業界は見守っていただきたいと思います。
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