ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 国連人権理事会 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:国連人権理事会

 48日、国連総会で、ロシアについて国連の人権理事会理事国の資格停止が決議され、ロシアは人権理事会からの脱退を表明しました。昔、日本が国際連盟から脱退し、孤立化していった歴史を想起させます。

 元々、国連の人権理事会について、私は全く評価していません。まともな議論が行われていない実態があります。ロシアが日本における報道の自由への懸念を述べるなど、笑い話のような議論が行われている組織です。

 「国連人権理事会で韓国に対して正しい歴史教育を要求せよ!」 参照

 

 それでも、名前だけは立派そうなので、この理事国からロシアを排除したことは意義があります。今回のことで、国連人権理事会も、ようやく存在意義を示せました。

 

次は国連改革だが・・・

 国連の最大の問題点は、安全保障理事会で5つの常任理事国が拒否権を持っているため、機能不全になっていることです。今回のロシアによるウクライナ侵略についても、本来であれば国連軍が出動してロシア軍を制圧する構えをとれれば、こんな悲劇は起きなかったでしょう。

 今回のウクライナ侵略で、欧米ではロシアを常任理事国から排除する案も出ているようです。常任理事国は国連憲章で定められており、改正には全ての常任理事国と、総会での3分の2の賛成が必要なようですが、そういった正攻法は事実上不可能です。そこで、国連憲章では「ソビエト社会主義共和国連邦」が常任理事国となっているので、ロシアがその地位を承継していることを否定するという奇策の浮上です。ただし、その案も、難しそうです。

 常任理事国の拒否権を一定の場合に制限する案について、フランスなどは積極的ですが、他の常任理事国は消極的なようです。既得権益を失いたくないのでしょう。

 しかし、現在、世界の安全を脅かしているロシアや中国が常任理事国として拒否権を保持し、国連の安全保障理事会が機能不全のままでは、非常に危険です。

 今回のロシアの暴挙を契機に、国連改革の前進を期待しています。

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 報道によると、36日、
政府は国連人権理事会韓国が求めていた「将来世代が慰安婦問題を含め、歴史の真実を学べるように努力すべきだ。」という主張に対し、「慰安婦問題を学習指導要領の中で取り扱うことはない。」との見解を公表したとのことです。

この問題を含め、日本政府は、人権理事会から計217項目の勧告を受け、それに対する見解を2月末に提出したそうです。

 

人権理事会の実態は?

 「国連人権理事会」などと聞くと、我々は、立派なことを議論している権威ある機関であるようなイメージを抱きますが、実態は、言った者勝ち雰囲気に流されるようなもののようです。

 日本についての審査の中で、ロシアが日本の報道の自由への懸念を述べたり、韓国についての審査の中で、北朝鮮が韓国による拉致(外貨稼ぎのために派遣していたレストラン女性従業員の集団亡命のこと)を非難したりするなど、笑い話のような実態もあるようです。日本における報道の自由への懸念は私も感じていますが、ロシアから言われると唖然とします。

 日本政府代表が、「強制連行とはどんな公文書でも書かれていない。性奴隷ではない。」とまさに正論を述べたにもかかわらず、勧告に至ったのは、正論が通るまともな議論の場ではないようです。

 米国などは、人権理事会の改革を主張し、脱退も検討しているようですが、確かに改革しなければ、権威など備わるはずがありません。

 

勧告拒否は当然だがそれだけでは不十分

 日本政府が、勧告を拒否したことは当然です。ただ、報道では、提出した文書の中で、拒否の理由として、強制連行などでっち上げであることを論証した上で拒否しているのか、明らかでありません。単に、拒否したことを切り取って報道されると、日本が真実に向き合おうとしない不誠実な国だという印象を与えてしまいます。

 報道機関への情報提供のやり方に工夫が必要だと思います。

 

 また、逆に、韓国の教科書が、日本が韓国内で女性を強制連行して慰安婦にしたなどと記載していることについて、人権理事会の場で是正を要求すべきです。そして、その審議の中で、事実を世界に広げていくべきです。

 我々は、あのような場で告発をすることについて、告げ口のようで、躊躇してしまう美意識があります。しかし、国際政治の場では、そのような日本人の美意識は、抑えた方がいいような気がします。証拠もなく、事実でもない汚名を着せられ続けるのは、やめにしたいものです。


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