ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 天皇陛下 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:天皇陛下

 宮内庁長官が定例記者会見の場で、天皇陛下が新型コロナウイルスの感染状況を「大変心配されている」とし、陛下が名誉総裁を務められている東京オリンピック・パラリンピックについて「国民の間に不安の声がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸念されていると拝察している」と述べました。この発言や、この発言に対する政権幹部の反応が議論になっています。

 

陛下が心配されるのは当然

 全国の感染者数では感染が収まりつつあるようにもみえますが、626日の時点で東京都で何日も連続して前の週を100人以上上回るなど、大都市などではリバウンドの兆候が明確になっています。また、早々に来日したウガンダの選手団で二人も陽性者が確認されてしまいました。

 この状況では、開催が感染拡大につながらないか不安になるのは誰しも当然であり、常に国民に寄り添っておられる天皇陛下が懸念されるのも当然です。

 また、宮内庁長官が勝手に陛下のお気持ちを想像して発言したとは考えにくく、あれが陛下のお気持ちなのでしょう。政治介入に当たらないように注意した上での発言のようです。

 

無視する態度は不遜で焦りの表れ

 宮内庁長官の発言について、天皇が政治的な行為をすることを禁じている憲法に違反するという意見もあります。しかし、それを指摘するなら、賛否が分かれ、国民の過半数が開催に消極的なオリ・パラについて天皇陛下を名誉総裁に留め続けていたこと自体、天皇の政治利用に当たるというべきでしょう。

 菅総理、加藤官房長官などは、あの発言を「宮内庁長官本人の見解」とし、憲法違反を問わない代わりに無視する構えです。その姿勢に、政権の焦りを感じます。

 「陛下にご心配をおかけして申し訳ない。対策に万全を期す。」あたりが大人の対応というものだったでしょう。それをせずに、無視するような不遜な反応を示したのは、大人の対応をするゆとりがなくなっているのでしょう。無理もありません。

 陛下の懸念が現実のものとならないよう祈念しています。

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 8月13日に共同通信が報じたところでは、『靖国神社が昨秋、当時の天皇陛下(現上皇さま)に2019年の神社創立150年に合わせた参拝を求める極めて異例の「行幸請願」を宮内庁に行い、断られていたことが13日、靖国神社や宮内庁への取材で分かった。』とのことです。天皇陛下の参拝は、50年、100年の節目の年はもちろん、それ以外にも時折行われていましたが、1978年のA級戦犯の合祀をきっかけに昭和天皇が参拝をされないようになり、それが続いているようです。

 

靖国問題に対する私の意見、立場

 最初に私自身の靖国問題への意見を明確にさせていただきますが、私は、総理大臣等が公式参拝することには反対です。あれは宗教であり、助長することは憲法違反です。「自民党総裁」等として私的に参拝することについては憲法上の問題はないと思います。また、天皇陛下については、国民の象徴であり、他の宗教者が反対するようなことはされないほうがいいと思います。

 靖国神社は、単なる戦没者の慰霊の施設であれば国が支援すべきものでしょうが、戦死者を神として祀るなどというのでは、公人の公式参拝などもってのほかです。また、そもそもの成り立ちが、戊辰戦争の際の官軍側の戦死者のための施設で、会津藩、長岡藩など、いわゆる賊軍側の戦死者が対象とされていないことにも、私は嫌悪感を持っています。山本五十六元帥(旧長岡藩出身)なども、ここに祀られて嬉しいかどうか疑問です。

 国立千鳥ケ淵戦没者墓苑だけでいいのではないかと思っています。

 

なぜ今、漏れたのか?

 たまたまマスコミが取材して分かったのならいいのですが、誰かが終戦記念日の近いこの時期に意図的にリークしたのではないかと気になります。そうであれば、新しい天皇陛下に再考を促す意図かもしれません。

 世論がそんな方向に動くはずがないと思いますが、天皇陛下には、くれぐれも昭和天皇、上皇さまの御意思を引き継いでいただきたいと願っています。

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 報道によると、今日1023日は150年前に元号が慶応から明治に改められた日にあたるということで、明治維新150年を祝う政府の記念式典が永田町の憲政記念館で開かれ、与野党の国会議員や各界の代表者ら約350人が出席しました。

驚いたことに、天皇陛下のご出席はなかったとのことです。宮内庁では「政府からお声がけがなかった。」(西村泰彦次長)としていますが、にわかに信じられません。

50年前、佐藤栄作内閣のもとで開かれた明治100年式典の際は、昭和天皇と香淳皇后が出席されています。普通なら、今回も天皇、皇后両陛下のご臨席をお願いするのではないでしょうか?

 

皇室と現政権の間に確執か?

 本当に内閣が皇室に何のお声がけもせずに開催したとしたら、皇室に対して信じがたいほど失礼、不敬なことで、さすがにそれは考えられない気がします。

 そうであれば、宮内庁を通じた相談の結果、天皇陛下の不参加が決まったか、内閣の参加要請を天皇陛下が固辞されたか、いずれかでしょう。

 共産党は、明治150年の前半は侵略戦争と植民地支配に向かった負の歴史で丸ごと祝うようなものではないことを理由に不参加だったようです。また、50年前と違い、今は明治維新に対する否定的な意見も多くなっています。

 『「明治維新という過ち」(改訂増補版、原田伊織)を読んで

 

天皇陛下の不参加は、これらと同じ理由ではないでしょうが、国内のこのような意見、中国、韓国などの反応に配慮して、あまり大きな行事にすることを避けたのかもしれません。

別の可能性としては、安倍政権がこのイベントを利用して憲法改正に弾みをつけるなどの意図があると読み、政治利用されることを避けられたということも考えられます。

また、譲位の件などで安倍内閣が天皇の御意向を無視、軽視してきたことに対する反発も考えられます。

 

 いずれにしても、国内国外からこのような憶測を呼ぶ不参加です。それを想定していなかったとは思えないので、このような反響を予測した上での不参加でしょう。

 いずれ真相が明らかになることを待っています。

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 仕事をしていると、「○○審査会要領」など、何かの組織の要綱、要領を作成、改正することになる場合があります。仕事だけでなく、課の親睦会の規約とか、町内会の育成部会の規約などを改正させられる場合もあるでしょう。

 私もそんな破目になったときに時々出くわすのが、「召集する」です。「○○審査会は、会長が召集する。」「○○部会は、毎月第3土曜日に部会長が召集する。」などと規定されていることがあります。

 

「召集」は天皇陛下にしか使わない

 憲法第7条は、内閣の助言と承認に基づいて、天皇が「国会を召集する」ことを定めています。

 一方、地方自治法第101条第1項の規定により、都道府県や市町村の議会は、長が「招集する」と定められています。

 召集も招集も意味はほとんど同じですが、「召集」の方は、身分が高い人が下の人を呼び集めるときだけに使う言葉で、今の日本では、天皇陛下の行為にしか使う場面はありません

 同じ平民である委員長や会長などがメンバーを呼び集めることに「召集」などという言葉を使うと、メンバーに対して失礼に当たると思います。

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