ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 安倍元総理 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:安倍元総理

 今年(2022年)7月に奈良市で安倍元総理を銃撃して殺害した山上容疑者について、精神鑑定を行う「鑑定留置」の期間を検察の請求で来年2月まで延長する決定を裁判所がしましたが、二転三転したようです。

 当初は11月29日までの予定だった鑑定留置を、検察庁が「捜査上の必要」から2か月余り延長する請求をし、裁判所はこれを認めて、来年2月6日まで延長を決定しました。しかし、この決定について、弁護団が「長すぎる」として取り消しを求めて準抗告をし、これを受けて裁判所は、鑑定留置の期間を1月10日までに短縮する決定をしたとのことです。

 

「捜査上の必要」が気になる

 そもそも、報道で伝えられる山上容疑者の言動からは、精神の喪失、耗弱などの異常は感じられず、刑事責任能力に疑問があるとは思えません。また、殺害の方法や動機も隠している様子はうかがえません。検察が留置を引き延ばし、起訴を先延ばししている理由が理解できません。少しでも罪を重くする理由を探しているように見えてしまいます。

 

死刑はありえない

 一部で死刑になるかどうか注目する人もいるようですが、私は、死刑はありえないと思います。

 殺人でも、殺害された被害者が一人だけの場合は死刑にはならないことは、ほぼ判例で確立していると思います。しかも、営利目的やわいせつ目的などではなく、恨みによるものです。安倍氏も旧統一教会の広告塔の役割を担っていたことはたしかで、恨まれる理由が皆無だったとは言い難い部分があります。

 社会に与えた影響についても、自民党などでは「民主主義に対する挑戦」などとアホなことを言う人もいますが、そんな大それたものではなく、単なる恨みで、同情すべき事情も大きいものです。また、社会への影響を言うなら、マイナスばかりでなく、プラスの影響もかなりのものがあります。この事件をきっかけに、旧統一教会の悪行があらためて注目され、被害を受けた元信者、二世信者の救済につながり、新たな被害も抑えられるはずです。

 これまでの裁判例とのバランスを考えれば、無期懲役でも重すぎ、有期刑が相当でしょう。

 犯人は相応の罰を受けなければなりませんが、死刑を求刑すれば検察の自殺行為であり、死刑判決などすれば日本の司法の自殺行為だと思います。政府の圧力に抗してロシア皇太子を襲った犯人を死刑にせず、三権分立を確立した明治時代の大津事件を思い出すべきでしょう。

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 メディアの世論調査結果が発表され、安倍元総理の国葬については国民の意見が二分しており、反対する人が賛成する人を上回っているようです。7月14日に岸田総理が記者会見で国葬などと言い出した際、こんなことになるのではないかと危惧していましたが、そうなってしまいました。ただ、私は、国論二分は予想していましたが、死者への敬意から国葬賛成派がわずかに上回るのではないかと予想していました。予想以上に反対が多く、少々驚いています。

 「国葬など言い出すべきではなかった」 参照願います。

 

共同通信も日経新聞も

 共同通信社7月30日、31日に実施した全国電話世論調査によれば、国葬に「賛成」が17.9%、「どちらかといえば賛成」が27.2%、「どちらかといえば反対」が23.5%、「反対」が29.8%です。「反対」と「どちらかと言えば反対」を合わせると53.3%となり、「賛成」「どちらかと言えば賛成」を合わせた45.1%をかなり上回っています。

 同じころ行われた日本経済新聞社の世論調査でも、国葬に賛成が43%反対が47%と反対が上回っています。

 共同通信社の調査などで同時に行われた内閣支持率も急落しています。国葬に反対だから内閣支持率も下がったのか、内閣支持率が下がったから国葬に反対する人が増えたのか、どちらもあるでしょう。

 「賛成」「どちらかと言えば賛成」の人になかには、本当は反対だけれど今となっては死者への礼儀から賛成している人も多いでしょう。死者を批判するのは、気持ちのいいものではありませんから・・・。数字以上に国民の反対は大きいでしょう。

 

岸田政権の失策

 銃撃事件直後は国民に衝撃と同情があり、国葬に賛成する人も多かったと思います。しかし、時間がたち、旧統一教会の問題等も報じられた結果、国民も落ち着きを取り戻したのでしょう。岸田政権は、国葬の検討などはもう少し事態が落ち着くまで待つべきでした

 岸田政権が余計なことをしたばかりに、反対の意見が多い中での国葬強行という故人にとっては非常に不名誉な形になってしまいます。お気の毒なことです。ご遺族なども今となっては「余計なことをしてくれた」と恨んでいるかもしれません。

 岸田総理も後悔しているかもしれません。岸田政権はこれまで、「聞く耳がある」との触れ込みで、方針撤回、急転換を繰り返してきましたが、このことばかりは撤回は難しい気がします。台湾有事とか特別な事態が生ずれば別でしょうが・・・。

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 安倍元総理について、生前に国葬に値する功績(功績から害を差し引いたもの)があったか、私は甚だ疑問に思っています。しかし、その死がもたらした影響は、かなりの功績でしょう。彼の死により、旧統一教会に関することが次々に報道されています。これをきっかけとして、旧統一教会の日本での活動が根絶やしにされれば、安倍氏の功績は大きいと認められるでしょう。

 ただ、社会での被害が継続していたにもかかわらず、「世界平和統一家庭連合」への名称変更以後はあまり報じてこなかったマスコミの責任も問われるでしょう。

 

銃撃後の報道

 銃撃後しばらくは犯人が恨みを抱いていた宗教団体の名が伏せられていましたが、明らかになった後、堰を切ったように旧統一教会の悪辣な行為が報じられています。強引な寄付金集め、集団結婚式(日本人の参加費は韓国人の10倍で、韓国では「日本人女性と結婚できる」などと勧誘していたらしい)などです。

 それに加え、政治家との関係も次第に明らかになってきました。現職の国会議員でも、旧統一教会から絶大な支援を受けて当選している人もいるようです。旧統一教会は、かなりの数の政治家に、選挙時などに人的、金銭的支援をしていたことが明らかになりました。

 一部の報道によれば、親密な関係にあった政治家は自民党安倍派に多いようで、そのことからすると、犯人が安倍氏を標的にしたのは、必ずしも的外れとは言えないかもしれません。

 

なぜ政治家が?

 なぜ多くお政治家が、悪名高い旧統一教会と親密な関係を求めたのか、私には疑問です。選挙時の支援は魅力でしょうが、旧統一教会と親密であることがバレれば一般の有権者は離れるでしょう。

 「反共産主義」で結びついたとすれば、あまりにも愚かです。

 今後のマスコミ、野党による調査、追及によって解明されることを期待します。

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 安倍元総理の暗殺事件について、連日の報道から犯人の動機がほぼ分かってきました。安倍氏が旧統一教会とどの程度の関係にあったかは不明ですが、犯人も、安倍氏が旧統一教会と深い関係があると信じていたわけではなく、この社会に最も影響力のある「シンパ」と理解していたようです。安倍氏が、統一教会の関連団体に応援メッセージのようなものを出していたためです。

 安倍氏が旧統一教会とさほど深い関係になかったとすれば、安倍氏にとっては逆恨みに近い災難でした。

 

ジャパンライフの被害者だったら

 仮に今回の犯人が、統一教会ではなく巨額詐欺事件を起こしたジャパンライフの被害者だったとしたらどうでしょう?ジャパンライフの元会長を「桜を見る会」に招待したのは安倍元総理(当時は現職総理)であった疑いが濃厚であり、安倍元総理は詐欺団体の広告塔の役回りを演じさせられていたようです。招待状が被害者を騙す小道具として悪用されていました。

 殺されても仕方なかったということには絶対になりませんが、恨まれても仕方なかったとは言えるかもしれません。

 

安易に応援してはいけない

 安倍元総理に限らず、いろいろな団体に応援メッセージや祝電を寄せる政治家は少なくありません。

 安倍元総理は、旧統一教会のシンパだなどと思われなければ、殺害されることはなかったでしょう。

 統一教会は、霊感商法などの多くの問題を抱え、かかわってはいけない団体であることは明白でした。なぜそんな団体のシンパだと思われるような行為をしてしまったのか、悔やまれます。

 政治家は、立場上、いろいろな団体と敵対することは避けたいでしょうが、応援していると思われるようなことをする際は十分な注意が必要です。世間ではまだ政治家や著名人は信用があり、彼らが応援していることによって信用してしまう人もいることを肝に銘じるべきでしょう。

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 今日(7月8日)、昼休みに入る直前、スマホにニュース速報が着信し、事件の発生を知り、仕事を終えて帰宅後、亡くなったことを知りました。

 私は、安倍氏が森友、加計学園、桜を見る会などの様々な疑惑を説明しようとせずにごまかし続けていることについて批判を続けていましたが、このような暴力行為は容認できるものではありません。日本でもこんなテロが起こってしまったかと思うと、暗澹たる気持ちになります。今はご冥福を祈ります。
 さらに、直後から、犯人は在日だなどという特定の国、民族を貶めるような根拠のないデマがあふれたとのニュース、どんな連中がどんな意図でそんなデマを流すのか、日本人として恥ずかしい気持ちになります。

 まだ捜査が始まったばかりで、犯人が海上自衛隊に3年ほど勤務していた人物であることくらいしか報じられていません。
 最大の関心事は、犯人に背後関係があるのか全くの単独犯なのかという点です。今のところ単独犯のような感じですが、それならば公表されていない安倍元総理の奈良での遊説をどうやって知り、準備したのか、それとも、標的は安倍氏でなくてもよかったのかなど、いろいろ疑問も残ります。解明が待たれます。

 私も、いろいろな問題で、安倍氏に対して怒っていました。犯人も私と同じようなことに怒っていたのかもしれません。しかし、暴力は絶対に許されません。
 安倍氏が様々な問題を国民に説明し、謝罪する機会は永遠に失われてしまいました。

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