岸田首相を襲った木村容疑者の手製爆発物、その後の捜査で60メートル離れたコンテナに破片が突き刺さっているのが見つかるなど、かなりの殺傷力があったようです。人的被害がほとんどなかったのは、単に幸運だっただけでしょう。こいつは、岸田首相に対する殺意と同時に、無関係の人が巻き込まれて死んでもいいという未必の故意があったと認めていいと思います。
一方、安倍元首相を襲った山上容疑者の方は、安倍氏以外の人を傷つけないようにわざわざ近づいて銃撃しています。
犯罪の動機についても、山上容疑者が旧統一教会を恨むことは当然であり、その広告塔を務めていた安倍氏にその恨みが向くことも同情すべき余地があります。しかし、木村容疑者の方は、選挙に立候補できなかった恨みとか安倍国葬に反対だなどという支離滅裂のもので、なぜ岸田氏を襲撃することになるのか、理解不能です。酌むべき情状は全くないと言っていいでしょう。単に目立ちたかっただけ?
犯罪の結果は、たしかに山上容疑者の方が重大でした。しかし、「社会に及ぼした影響」ということならば、山上容疑者の行為の結果、旧統一教会の悪行と自民党との蜜月ぶりがあらためてスポットライトを浴び、被害者救済の動きに繋がりました。これも量刑に際して考慮すべきでしょう。
山上容疑者は執行猶予が付いてもいいと思いますが、そうはならないでしょう。しかし、木村容疑者が山上容疑者より重い刑でなければ公正でないと思います。
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