ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 安倍前総理 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:安倍前総理

 安倍前総理が、某月刊誌の対談の中で東京オリンピック・パラリンピックについて、「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している。」などと批判し、具体例として共産党や朝日新聞を挙げたことが7月3日ころいくつかのマスコミで報道されました。

 自らの反社会的行動(桜を見る会、加計学園問題、ジャパンライフ問題など)を棚に上げてよくも言えるものだと感心します。

 この月刊誌については、時々新聞に大きな広告が出ているので、名前と記事の傾向は知っているのですが、スーパーの雑誌コーナーなどでも見たことがなく、文春や新潮などと比べてあまり売れていないのでしょう。あんな大きな広告の費用をどうやってまかなっているのか、広告がペイしているのか、興味があります。

 安倍氏に言われるまでもなく、五輪の意義は承知していますが、国民の多くは感染拡大の危険を冒してまで行うことではないと考えているのです。また、世界的に見ればまだコロナに打ち勝ったと言える状況ではない中で、まだコロナと闘っている人々を置き去りにし、選手団だけ早めにワクチンを接種して開催を強行することは、五輪精神に反するのではないかとも感じています。

 本当に、彼の発言は首相在任中から軽すぎ、国民として恥ずかしくなります。

 

  麻生副総理も負けていません。7月2日の記者会見で赤木ファイルの記載内容にについて質問され、「赤木さんのファイルというものは定義が難しいんですよ。赤木ファイルというのは何を意味しているんですかって、と言われると、赤木ファイルとして厳然と存在しているわけじゃありませんから。赤木さんが書かれたという紙自体は1枚に書いてあるからね。でしょ? あんた分かってないで質問なんかするなよ!」などとわけの分からない応答をし、見かねた事務方から再三耳打ちをされたようです。

 この人の特徴は、根拠もなく相手を見下したような言動をとることで、この応答にもそれがよく表れています。相手の記者は、よほど「分かってないのはどっちだ!」と怒鳴りたかったことでしょう。認知症の患者とやり取りしているような気持ちになったかもしれません。

 

 元来が保守系の人間である私としては、保守を称する政治家たちのこの低レベルぶりには、うんざりしてしまいます。平均的な国民の方がよほど知的レベルが高そうです。

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 桜を見る会前夜祭の費用負担の問題で国会で嘘を繰り返していた安倍前首相について、何らかの形で安倍前首相が国会で説明する場を設ける方向で自民党が調整しているという報道が1217日にありました。

 安倍氏を参考人として招致し、「結果的に」嘘を繰り返していたことについて本人が国会で謝罪し、幕引きを図ろうという魂胆が見え見えですが、国民の多くはそれでは納得しないでしょう。
 また、安倍氏が嘘を繰り返していたことに対して、本気で怒っている人があまりいないように見えることも気になります。

 

そもそも疑惑があるのに

 参考人招致の場合、その場でまた嘘を繰り返しても、法的には罰せられません。そもそも、これまで国会で繰り返し発言してきたことが嘘だったとすれば、また嘘を繰り返す可能性は小さいとは言えません。今の彼は信用ゼロの状態のわけです。

 説明を求めるなら、嘘をつくと偽証罪に問われる証人喚問でなければ、あまり意味がないと思います。自民党の森山国会対策委員長が、「証人喚問にはなじまない」などと言っていますが、なぜなじまないのか、説明は全くありません。

あまり誰も怒っていない!

 本来ならば、安倍氏の説明を受け入れて安倍氏を支持してきた自民党が一番「騙された!」と怒らなければならないはずですが、怒っている様子はありません。嘘であることを分かっていたのでしょう。嘘を承知で政権を支えていたとすれば、共犯のようなものです。
 野党は表面上は怒っているようですが、ポーズでしょう。内心、ほくそ笑んでいるでいるはずです。
 私も別に今さら怒っていません。その理由は、騙されてなどいなかったからです。あの当時は、安倍氏がぬけぬけと見え透いた嘘をつくことに怒っていました。
 結局、政治家を含め、ほとんどの国民が安倍氏が嘘をついていることに気づいていたのでしょう。あんな不自然な話は、よほどのバカでなければ嘘と気づいていたはずです。だから、今さら「騙された!」などと怒らないのでしょう。
 これはこれで、政治不信の深刻さを示す大きな問題です。
 

タイミングも疑問

 自民党筋の情報として、「東京地検特捜部による捜査に一区切りが付いた段階を想定しており、捜査の進展次第では年内に行われる可能性も」としている報道もあります。

 安倍氏本人が起訴されるかどうか分からない状態であれば、それを理由に具体的な事柄の説明は一切せず、ひたすら謝罪を繰り返すという作戦もあり得ます。

 秘書だけが起訴され、本人が不起訴処分になったとしても、不起訴処分には「一事不再理の原則」は適用されず、新たな証拠がでればその後に起訴される可能性もあります。

 このような作戦を取られるおそれは、証人喚問にしても同様でしょうが、それでも証人喚問の方が真実にたどり着く突破口を開く可能性があるでしょう。

 

 自民党の数の力で、結局は参考人になってしまうと思いますが、安倍氏側の思惑通りの展開になって多くの国民ががっかりしないよう、野党側は十分な準備で臨んでいただきたいと思います。

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