ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 安倍総理 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:安倍総理

 8月6日の広島原爆記念日に安倍総理が約1月半ぶりに記者会見をしました。6月18日以来とのことです。

安倍総理が、求められても国会を開こうとせず、閉会中審査にも出席しようとせず、記者会見もしばらく行わなかったことについて、様々に批判されています。

 「コロナウイルス感染拡大の責任逃れをしようとしているのではないか?」「やる気がないなら辞任したら?」などと散々な言われようで、吐血したなどという報道もあります。

 これまで、記者会見をしたとき、「パフォーマンスだけの無意味な会見だ」とか、「官僚の作文をプロンプターで棒読みしているだけだ」とか、散々の評判でした。会見しなければしないで批判される・・・。少し気の毒な気もします。

 

やはり無責任だ

 8月6日の会見は、毎年広島で式典後に必ず行っている恒例の会見であり、やらないわけにはいかなかったのでしょう。

 しかし、6月の会見以降も、感染が収まってから行うことになっていたGo Toをなぜ722日からを始めなければならないのかなど、総理自ら国民に説明すべき事項はありました。以前は、何を伝えたいのかもはっきりしないような不要不急の会見を開いていたくせに、必要な場面で開かないのは変です。

 あのタイミングでGo To を始めれば感染が拡大する可能性が大きいことを感じ、その場合に責任を問われないよう自分では会見をせずに逃げていたのでしょう。

 また、会見をすれば、河合前法相夫妻のこと、特に自民党本部からの1億5千万円という大金のこと、自殺された近畿財務局職員の遺族が起こされた訴訟のことなどを質問されることは明らかなので、それも避けたかったのでしょう。

 

 また、何をやってもうまくいかず、国民から馬鹿にされる一方なので、戦意喪失に陥っている可能性もあります。

 自民党内から早めに何か動きを起こすべきでしょう。

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 「地球儀を俯瞰する外交」とは、安倍総理が自らの外交姿勢を言うときに近年お気に入りにしているフレーズで、最初に用いられたのは2013年の第2次安倍内閣の所信表明とされています。首相官邸のホームページで、今も使われています。

私は、このフレーズを聞くと、いつも「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ)を思い出します。20数年前に大人気を博したあの名作漫画です。

 あの最後に近い場面で、海江田艦長が国連総会で演説し、テレビ中継で世界中の人に呼びかけます。「ロシアに生きる人類!」「パプア・ニューギニアに生きる人類!」・・・と、原稿を読むことなしに、日付変更線から西に向かって一つ一つすべての国の人々に呼びかけ、呼びかけられた人々は胸を熱くします。

 それを目にしていたアメリカの大統領が、「光の届かぬ深海で・・・。小さな国々まで記された地球儀を頭に入れてあの男は戦っていたのだ!」とつぶやくのです。

 読んでいて私も胸が熱くなる名場面です。

 

 あのような感動的な状況を描写すべき表現なのに、安倍首相が特に崇高な理念も持たないままに、単に各国を手当たり次第に訪問していることの正当化に使っていることについて、少し腹立たしく思っています。イメージの盗用と言ってもいいかもしれません。

 

 それにしても、誰があのフレーズの使用を思いついたのでしょう?きっと、総理のブレーンの一人で「沈黙の艦隊」を読んで感動した人だと思います。安倍総理自身ではないでしょう。

 「背後」を「せいご」と読んだり、「云々」を「でんでん」と読んだりする人が、「俯瞰する」などという難しい言葉を思いつけるはずがありません。

 

 私は、「沈黙の艦隊」を読んだ時のさわやかな感動が汚されてしまったような残念な気持ちです。あの作品を読み返すたびに、きっと安倍外交を思い浮かべてしまうでしょう。もう取り返しがつきません。

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 題名を見れば見当がつく通り、加計学園の獣医学部新設と安倍総理の関与についての詳しいレポートです。加計学園の問題が明るみに出る前、昭恵夫人がフェイスブックに投稿した写真(安倍総理、加計理事長ら、親しい友人によるクリスマスパーティーで撮影した写真)の表題「男たちの悪巧み」を引用したものでしょう。

 『「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』という副題が付されています。

 半年ほど前に市立図書館に申し込んでいましたが、ようやく順番が来て、読むことができました。国民が高い関心を持っていることがうかがわれます。

 

安倍夫妻と加計氏の深い関係

 既に国会やマスコミで話題になり、疑惑の背景にある様々な事実が明らかにされていますが、本書はさらに詳しく、深堀しています。

 安倍夫妻、時には昭恵夫人だけが加計理事長と海外へ同行し、加計学園の海外戦略の手助けをしている状況も紹介されています。加計学園傘下の英数学館小学校と米バージニア州にあるグレートフォールズ小学校の姉妹校提携に際しては、再三昭恵夫人が加計氏に同行し、加計学園に箔をつける役割を果たしています。明らかに便宜を図っている形で、獣医学部の件だけは便宜を図っていないと言われても信じることは困難です。

 元文部科学大臣の下村氏の夫人も再三同行しています。

 そのような夫婦ぐるみの深い関係性の中で、昭恵夫人は、加計学園傘下の御影インターナショナルこども園の名誉園長を務めるなどしています。森友学園の問題でも昭恵夫人が名誉校長に就任していますが、これは森友学園が加計学園の手法を真似たことなのでしょう。

 

官僚の忖度では片づけられない

 下村氏が文部科学大臣だった時には下村氏が、文部科学大臣が代わってからは、官邸の萩生田官房副長官が加計学園の獣医学部のために動いていたようです。そして、この二人には、パーティー券のまとめ買い、落選中の特認教授への採用、報酬支払という形で、資金が提供されています。

 萩生田氏等は、文部科学省で存在が明らかになった文書等で、総理のご意向として、かなり明確に官僚に対して指示しています。官僚の「忖度」で済ませられる程度を超えた指示でしょう。ただ、残念ながら、本書でも、安倍氏と下村氏や萩生田氏等の間が、明確な指示だったのか阿吽の呼吸だったのかは明確にされていないようです。

 

 これだけのことを書かれて、それに対して訴訟などで明確な反論をしていないのは、反論のしようがないのでしょう。それでも政権交代に至らなかったのは、「一強」の弊害なのだと思います。

 

 私は、本書を読んで、加計学園の件について安倍総理は黒だという確信を強めましたが、安倍氏に対する好感度はアップしました。友人をとても大切にする人であることが分かりました。

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西日本の豪雨災害の視察で岡山県を訪問した安倍総理が、「政府として一丸となって発災以来、全力で取り組んでまいりました。現場の声を吸い上げ、国が自治体と一体となって対応していく考えです。」と述べたとのこと。既に一部地域で避難指示が出ていた5日夜に、安倍総理や自民党幹部が党の若手議員らとの懇親会に出席したことなどを踏まえ、報道陣から、初動対応が遅れたのではないかと質問された際の答えです。

 自分の非を認めようとしないこの人の態度には、うんざりします。だから、世論調査で「人柄が信用できない。」という国民が多数を占めるのでしょう。

 

確かに支障はなかったろうが

 首相や大臣たちが懇親会で飲んだくれていても、災害対応に支障がなかったのは、そのとおりなのでしょう。省庁や地方自治体が対応していますから。

 質問したマスコミも、そんなことは承知の上で、姿勢としてどうなのかという質問をしているのでしょう。素直に、まずは反省の意を表すべき場面です。

 なぜならば、首相は、陣頭指揮を執っているというパフォーマンスのために外遊をやめ、岡山まで出向いているのです。現場にとってみれば、忙しいときに首相に来られても本当は迷惑でしょう。でも、首相のパフォーマンスに付き合っているのです。

 皆が、首相が最高責任者として事態を差配しているという建て前で動いているそんな場面で、首相がいようがいまいが災害対応には支障がないという本音の部分をぶちまけてしまえば、パフォーマンスに付き合っている人たちの立場もありません。三文芝居の内幕を見せられているようです。

 

 保身だけ考えず、国のことを真に考える内閣を切望しています。


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