ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 安全保障 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:安全保障

 中国人女性が沖縄の無人島を購入したとしてSNSに得意そうに投稿したことをきっかけとして、外国資本、特に中国系による日本の土地取得について警戒が高まっています。おそらく、中国政府は、この女性が余計なことをしたことを苦々しく思っているでしょう。

 

重要土地等調査法は不十分

 国の安全保障に懸念を生ずる外国資本による土地取得については、たびたび問題になっています。もう20年も前から問題になっていた喫緊の課題であったにもかかわらず、「重要土地等調査法」が制定されたのは令和3年、その法に基づく具体的な「注視区域」「特別注視区域」が施行されたのは今年(令和5年)2月1日というスローモーさです。

 政治家や中央省庁の危機意識の欠如には、悲しくなってしまいます。私のこのブログですら、5年前には既に問題提起していました。

 しかも、仮にこの法律がもっと早く発効していたとしても、今回の無人島については規制対象外で、打つ手がなかったようです。
 「総合的な土地政策を!」

 「国土交通省の空き地空き家対策」  参照願います。

 

 内閣府のホームページでこの法律の概要をみましたが、緩やかな法律で、特別注視区域には取引の事前届出義務を課しているものの、違反しても土地取得が無効になるわけでもなく、また、届出義務は200㎡以上の土地取引に限られ、ザルです。さらに国による買取制度も「努力義務」となっています。

 

相互主義による土地取得規制が必要

 中国の場合、習近平が進める軍民融合もあって、特に警戒が必要です。民間が土地を所有していても政府が譲渡を命じたら拒めないでしょう。

 特定の国を名指しして土地取得を禁ずるわけにはいきませんが、相互主義に基づき、日本資本が土地の取得をできない国に対しては日本の土地の取得を禁ずることは可能でしょう。自分の国も禁止しているのですから、文句を言われる筋合いはありません。

 それが難しいのなら、正攻法で、安全保障上少しでも懸念のある土地は片っ端から地域指定し、外国資本による取得を禁ずるべきでしょう。今回、沖縄で問題になりましたが、北海道はもっと深刻な状況にあり、今後は小笠原諸島なども心配です。

 

 2013年、安倍政権が「不動産市場における国際展開戦略」なるものを発表し、海外の投資家に日本の不動産への投資を呼びかけたようです。その能天気さに呆れます。あの政権、ここでも重大な禍根を残していました。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 
サイト案内(目次) 

 617日ころ、東北地方の上空に現れた気球のような謎の球体は、結局、所有者や目的も不明なまま、太平洋上に消えました。

 宮城県が、自衛隊、気象庁、国土交通省などに問い合わせても何も分からなかったということは、日本国内の機関が飛ばしたものではない可能性が高いのでしょう。外国の機関が日本政府に無断であんなものを日本の上空に飛ばしたとすれば、日本にとって良からぬ目的であることが想像されます。

 

立法措置が必要?

 正体不明の人工物体が領空を通過することを確認しながら、それを観測するだけで漫然と見送るのは、国際的に常識的なのでしょうか?これがアメリカ、中国、ロシアなら、撃ち落としてでも調査しようとするのではないかと思います。

 領空侵犯ですから現行法でも撃ち落としていいような気がしますが、何か法的に問題があるようなら、立法的に解決すべきでしょう。こんなことをされても日本は手出しをしないんだと思われたら、禍根を残します。

 

 政府機関は沈黙していますが、領空外に出た後も航空自衛隊などがこの謎の球体の観測を続けていてくれたことを願っています。どこの国がこれを飛ばしたのか解明し、何もしない能天気な国ではないことを示していただきたいと思います。

 中国など、外国の資本が日本の土地を買いあさっている安全保障上の問題点など、以前から指摘され続けているにもかかわらず、日本政府は有効な対策を取ろうとしません。警戒心が薄いというか、少し平和ボケしているような感じがします。

 日ごろから防御を固め、付け入る隙を与えない方が、平和を守れると思います。

 にほんブログ村 ニュースブログ ニュース感想へ
にほんブログ村 ご覧いただきありがとうございます。

 サイト案内(目次) 

   サイト案内(目次)へ

 124日の報道で、国土交通省空き地空き家対策のニュースがありました。注目した人は、あまりいなかったようです。

 買い手を見つけるのが困難な物件の取引を市町村が仲介する制度を2018年にも新設するため、来年の通常国会に都市再生特別措置法の改正案を提出する方針とのことです。住環境の悪化を招く恐れがある空き物件を公園や商店として有効活用し、まちづくりを促すのが狙いとのこと。

 施策の必要性にはおおいに同感なのですが、報道されている範囲の施策では、有効性に疑問があり、また、国土交通省所管以外の課題への目配りがされていないような気がしています。土地に関する政策は、もっと抜本的に講じなければならないと思います。

 

外国人等による土地取得の制限が急務

 北海道や対馬など、一部の地域を除けば、まだ市街地ではそれほど目立っていないのかもしれませんが、外国人、外国資本による土地の買いあさりが問題になっています。安全保障上の問題を危惧する意見も聞かれます。

 水源地となっている山林や遊休農地なども、所有者が不明だったり放置したりしているケースが、非常に多いようです。

 外国人、外国資本に買いあさられないよう、何らかの対策を合わせて行うべきだと思います。

 

単なる「仲介」が機能するか?

 国土交通省がどのような具体的な事業を構想されているかは、報道では明らかでありませんが、市町村による仲介が実効を上げるのか、不安があります。

 市街地の遊休地の多くは、所有者が不動産業者に売却又は賃貸の仲介を依頼しても、活用できない土地です。プロの不動産業者ができていないことを、市町村が効果的に進める秘策を用意されているのでしょうか?

 

中間保有の制度が必要

 農地については、「農地保有合理化事業」、農地保有合理化法人などが遊休農地を買い取って欲しい人が現れるまで中間保有する制度が、ある程度効果を上げています。自治体や土地開発公社のような公的な法人によるこのような制度が、是非必要だと思います。

 所有者が亡くなって空き家になった家を相続人が売ろうとしても、なかなか売れません。必ず、それを欲しい人が現れるまでのタイムラグが生じ、投げ売りによる値崩れが生じたり、長期に遊休化したりします。

また、旧市街地のウナギの寝床のような個々の空き家、空き地では用途が限られていても、それらがいくつかまとまれば活用できるかもしれません。自治体等が再開発しようとしたときに、核として、又は代替地としても使える可能性もあります。

 

買取価格は相続税評価額等でもいい

 市町村等が買い取る価格は、相続税評価額か固定資産評価額でもいいと思います。

 一般に、土地は、相続税評価額は時価の8割、固定資産評価額は7割などと言われていますが、地方都市の旧市街地などでは、時価の方がずっと安い場合も多いようです。

 市町村が評価してその価格で課税している以上、自分が買取を要求されたときに高すぎると感じるような価格では、公正ではありません。

 

 このようにすれば、土地の価格を下支えすることになり、地方では依然として続いている地価下落に歯止めがかかるものと思います。
 また、時価を大幅に上回る評価額で固定資産税を課税しようとする自治体や、相続税を課税しようとする国税庁に対する歯止めにもなり、評価の適正を担保することになります。

 

 ぜひ、国土交通省の一部局の所管にとらわれない、根本的な対策を期待しています。こういう複数の省庁に関係する政策の音頭取り、立案は、政治家の皆さまの方が適任かもしれませんが・・・。

↑このページのトップヘ