サイト案内(目次)へ

 二学期制の小中学校では、夏休みが終わった学校も多いようです。

 私の住む市でも二学期制の学校が多いのですが、私は、二学期制には苦い思い出があります。

 

保護者、地域の意向を無視して二学期制強行

 10年ほど前、住んでいる地域の中学校が、保護者や地域住民向けに二学期制の説明会を開催しました。私も参加しましたが、メリットとして挙げられた事柄がどれもこれもあいまいで本当にメリットになるのか分からないようなことばかりだったこともあり、説明後の意見交換では、反対論が圧倒的に優勢でした。移行に向けた説明をする教員等もしどろもどろでした。

 当然、移行はしないだろうと思っていたら、学校が移行を強行しました。噂によると、校長の属する教員の派閥が移行を推進していたとのことでした。

 

二学期制のメリットは?

 二学期制のメリットとされているものが、本当にメリットになっているか、非常に疑問です。

 授業時間の確保については、別に二学期制にして秋休みなど設けなくても、夏休みを加減すれば済む話です。終業式、始業式が減らせるということについては、そういう名称にしなくても長期の休みの前などには、それなりのセレモニーを行う学校も多いようです。

 教師が評価する手間が1回減ることについては、そもそもメリットだけではないし、また、夏休み前に仮評価を示す学校も多いようです。

 メリットとされていたことがあまり意味がなく、メリハリが付けにくいというデメリットだけが目立っているようです。

 

特に中学校の二学期制は、大反対

 私の参加した説明会では、二学期制にすると夏休み明けに前期の期末試験をやることになるので、生徒が夏休みに勉強するようになるなどということもメリットに挙げられていました。この考えにも、大反対です。

 夏休み明けに試験をすることには賛成です。しかし、その試験は、範囲の限られた期末試験などであるべきではなく、それまでの総合力を問う試験であるべきです。夏休み明けに期末テストなどを配置されたら、生徒は、特に休みの後半はテストの範囲外の勉強をすることは時間がもったいないと感じてしまうでしょう。まして、自由研究や長編の文学作品に挑戦することなど、時間の無駄と感じてしまうと思います。

 夏休み明けには、それまでの総合力を問う実力テストを行い、それを内申書にも反映すればよく、二学期制のメリットはありません。