ニュースを見て、東京23区で家庭ごみの有料化が議論されていることを知り、「まだ有料化されていない自治体があるのか!」と少し驚きました。まだ3分の1ほどの自治体で有料化されておらず、大都市等で無料のところが多いようです。私の住む市や県内の他の自治体は20年ほど前から有料化されていたと思います。

学生時代に聞いた公共経済学から

 私が大学生だった50年ほど前も家庭ごみ処理の有料化が議論されていました。大学1年のある日、公共経済学の著名な教授の講演を聞く機会があり、そこでごみ処理の話がありました。

 「オーストリアでごみ処理を有料化した際、ウィーンの森がごみの山になったことがあります。公共経済とは、そういうものです。」

 その講演を聞いてから、私は家庭ごみの処理は無料にしておくべきだと考え、20年ほど前に地元の市が有料化した時も反対でした。しかし、産廃の不法投棄は問題になっていましたが、家庭ごみの不法投棄は特に増えはしませんでした。

早期に有料化すべき

 今は、どこの自治体も早く有料化すべきだと考えています。「燃やすごみ」の有料化に併せて、再生できる紙ごみやプラスチックごみの回収強化、生ごみの肥料化等に取り組めば、住民もごみをなるべく減らすように努めるでしょう。

 私も、市の補助をいただいて生ごみをEM発酵させる容器やコンポストを購入して生ごみは自家処理するようにし、紙ごみ等もきちんと分別している結果、「燃やすごみ」は週に5ℓ袋で一つか二つです。我が市は、5ℓ、10ℓ、20ℓ、30ℓ、45ℓの家庭ごみ用の有料袋がスーパー、コンビニ等で販売されており、すべて1ℓ当たり1円の価格です。ごみの減量が目的ですから、大きいほど割安な単価設定になどしないことは当然です。
 だから、我が家は週に5円か10円の負担ですが、マンション住まいの方は生ごみの自家処理は困難そうですから、もう少し負担は大きいでしょう。でも、環境を守るため、有料化を実施すべきです。
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