2022年(令和4年)7月8日に奈良市で発生した安倍元総理の暗殺事件、発生から2年半も経つのに、起訴されただけで裁判が始まっていません。刑事事件でこんなに裁判が遅れるのは、異例でしょう。2023年4月に発生した、岸田前総理に向かって爆発物を投げた殺人未遂事件では、懲役10年の一審判決を受けた木村隆二被告が、2025年3月4日に控訴までしています。
やはり、安倍事件の遅れが不可解です。あの山上容疑者が犯人であることは疑問の余地がなく、動機も明確です。彼は、旧統一教会に恨みを抱いており、安倍元総理が旧統一教会の広告塔のような存在だったから狙ったという動機には納得できます。
事件当時の容疑者の精神状態にも問題はなく、山上容疑者本人は責任能力の点で争うつもりもないでしょう。
なんでこんなに遅れるのか、検察が刑罰を無理矢理重くしようとして材料を探しているのではないかと、つい邪推してしまいます。もう起訴はさえているので、それはないのでしょうが・・・。
恨みによる普通の殺人で、彼は初犯です。彼の動機には同情すべき点が多く、情状酌量の余地もあります。殺人は許されませんが、安倍氏を狙ったことは、筋違いとは言えません。社会に与えた影響が大きいことは間違いありませんが、悪い影響ばかりではありません。この事件をきっかけに旧統一教会問題への関心が広がったという、社会にとって極めて良い影響もありました。彼が事件を起こしたおかげで結果的に数われた教団の被害者も多いでしょう。
また、彼は、再犯のおそれは、通常の犯人より少なそうです。
普通に判断すれば、執行猶予がついてもおかしくありません。それを、無理に厳罰に持っていきたい人たちがいる?
いずれにしても、こんなに裁判を遅らせるのは、人権問題です。
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