ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 慰安婦問題 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:慰安婦問題

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 報道によると、36日、
政府は国連人権理事会韓国が求めていた「将来世代が慰安婦問題を含め、歴史の真実を学べるように努力すべきだ。」という主張に対し、「慰安婦問題を学習指導要領の中で取り扱うことはない。」との見解を公表したとのことです。

この問題を含め、日本政府は、人権理事会から計217項目の勧告を受け、それに対する見解を2月末に提出したそうです。

 

人権理事会の実態は?

 「国連人権理事会」などと聞くと、我々は、立派なことを議論している権威ある機関であるようなイメージを抱きますが、実態は、言った者勝ち雰囲気に流されるようなもののようです。

 日本についての審査の中で、ロシアが日本の報道の自由への懸念を述べたり、韓国についての審査の中で、北朝鮮が韓国による拉致(外貨稼ぎのために派遣していたレストラン女性従業員の集団亡命のこと)を非難したりするなど、笑い話のような実態もあるようです。日本における報道の自由への懸念は私も感じていますが、ロシアから言われると唖然とします。

 日本政府代表が、「強制連行とはどんな公文書でも書かれていない。性奴隷ではない。」とまさに正論を述べたにもかかわらず、勧告に至ったのは、正論が通るまともな議論の場ではないようです。

 米国などは、人権理事会の改革を主張し、脱退も検討しているようですが、確かに改革しなければ、権威など備わるはずがありません。

 

勧告拒否は当然だがそれだけでは不十分

 日本政府が、勧告を拒否したことは当然です。ただ、報道では、提出した文書の中で、拒否の理由として、強制連行などでっち上げであることを論証した上で拒否しているのか、明らかでありません。単に、拒否したことを切り取って報道されると、日本が真実に向き合おうとしない不誠実な国だという印象を与えてしまいます。

 報道機関への情報提供のやり方に工夫が必要だと思います。

 

 また、逆に、韓国の教科書が、日本が韓国内で女性を強制連行して慰安婦にしたなどと記載していることについて、人権理事会の場で是正を要求すべきです。そして、その審議の中で、事実を世界に広げていくべきです。

 我々は、あのような場で告発をすることについて、告げ口のようで、躊躇してしまう美意識があります。しかし、国際政治の場では、そのような日本人の美意識は、抑えた方がいいような気がします。証拠もなく、事実でもない汚名を着せられ続けるのは、やめにしたいものです。


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 1月9日に合意見直し問題に関する韓国政府の結論のようなものが示されました。

 日本政府に再交渉の要求はしない日本が拠出した癒し財団の10億円については凍結して韓国政府も10億円拠出する日本側が自ら国際普遍基準に基づいて真実をありのままに認め、被害者の名誉・尊厳回復と心の傷の癒やすための努力を続けることを期待する」というものです。多くの方が指摘されているように、どうしたいのか、何をしたかったのか、わけのわからない結論です。

 再交渉の要求などできないことは当然で、それは認めざるを得なかったのでしょう。

 今さら韓国政府が10億円を拠出しても、日本が既に合意に基づいて10億円の拠出を終え、一部は既に元慰安婦が受け取るなど、使われているという事実を消せるはずがありません。

 日本には何の要求もできないことを承知の上で、「期待する」などと言っているのです。

 しかも、大統領が10日に記者会見で、「日本が心から謝罪するなどして、被害者たちが許すことができた時が本当の解決」などと、まさにゴールポストを動かすことを言っているようです。対外的には言えないことを国内に対してだけ言って、国内向けの点数だけ稼いで、自ら解決の道を遠ざけているのは、無責任の極みです。

 

 大騒ぎして国民に期待させ、国際的信用を失墜させたあげくに、韓国としては何もできないという結論です。そんなことは、着手する前に素人でさえ予測できることなのに、なぜ敢えて始めたのか、本当に理解に苦しみます。

 

日本の対応

 日本側は、何もする必要がなく、黙殺すればいいというのが、ほとんどの識者の意見のようです。わたしも、その通りだと思います。韓国がそれに不満であれば、国交断絶でも大使召還でもやってもらえば好都合です。

 一つだけ日本政府にお願いしたいのは、米国などの公文書を証拠として強制連行などなかったことを国際社会に訴え続けることです。これまで、そのような努力をほとんどせず、事なかれ主義できたことも、韓国に勘違いさせた原因だと思います。その点だけは、反省が必要だと思います。

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 ほとんどの日本人は、年末からの隣国の騒動をあきれた思いで眺めていると思います。

 国家間の正式な合意を反故にしようという道義のかけらもない態度に対してばかりではありません。政敵を貶めるためなら国益を著しく害することでも平気で行うメンタリティーには、あきれるしかありません。

 今回の場合、秘密協定を暴露することによって、日本側にはほとんどダメージがなく、韓国側には重大なダメージです。日本が慰安婦像の撤去を要求することに正当な根拠があることが、明らかになったわけですから。

 韓国内でも比較的良識的なマスコミは、今回の公表について批判的であることが、わずかな救いでしょうか。

 

日本の世論

 あの日韓合意は、日本国内でも反対意見が多かったものです。強制連行など全くの虚報であったことが明らかで、日本は慰安婦を利用し、また便宜を図ったに過ぎず、米軍など、どこの国の軍隊もやっていたことで、なぜ改めて謝罪や金銭的支援などする必要があるのかという意見です。

 そういう、むしろ安倍政権を支える立場の人たちの反対を押し切って合意したのですから、今さら見直しなどできるはずがありません。見直すとすれば、強制連行などなかったことを明記する方向の見直ししかあり得ないでしょう。

 一方、日韓合意を歓迎していた人たちも、さすがにうんざりしているようです。

 韓国に譲歩する形の見直しなどしたら、さすがの安倍政権ももたない気がします。

 

何か成算があるのか?

 国際社会における国としての信用を失墜させ、日本が応ずるとも思えない見直しなどを持ち出して、韓国の利益になることなど何もない気がします。

 日本国内では、ネット右翼といわれている人たちばかりでなく、比較的穏健な人たちにも嫌韓論が広がっています。本気で断交してもいいと考える人も増えているようです。そういったことは、日本国内の親韓派や、在日韓国人の立場を悪くしています。

 一国の政府が、何の成算もなく、落としどころも考えず、感情論だけで動くとは考えにくいのですが、何か目論見があるのでしょうか?

 

 日本政府は、今のところ無視する方針のようですが、その方針を貫いていただきたいと思います。

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 8月3日に行われた内閣改造で、河野太郎氏が外務大臣に任命されました。私は、安倍総理には何も期待しておらず、早く次のまともな政権が出現することを願っているのですが、日本をこれ以上壊さないよう、各大臣には精一杯やってほしいと思っています。

 そんな中で、河野太郎氏には、かなり期待しています。私が彼を評価しているのは、普通の感覚の持ち主であり、周囲に流されずに言うべきことを言ってきている点です。また、実務的な人だろうとも想像しています。

 

法令改正の「新旧対照表方式」

 明治以来、法令改正は、伝統的に「第○条中、「○○」を「△△」に改める。」という改め文方式で行われていました。この手法では、どういう改正が行われたかが分かりにくく、平成12年に鳥取県が県民に分かりやすくするため、新旧対照表方式を採用しました。「新旧対照表方式」とは、改正前の条文と改正後の条文とを表形式で対照して改正の内容を記述する方式です。現在は、地方公共団体の半数程度が採用していると思います。

私が、地方公務員としての視点で、最も河野氏を評価しているのは、平成28年に彼が国家公安委員長のとき、公安委員会規則を新旧対照表方式で改正し、これを国の法令改正で広めたいという意向を表明されたことです。

普通の感覚を持ち、やるべきことを面倒がらずに実行する人だと感じました。これが、私が政治家としての河野太郎氏を認識した最初です。

 

外務大臣として

 就任されて数日ですが、既に、韓国に対しては慰安婦問題の日韓合意の履行を促し中国外相に対しては南シナ海問題で力を背景とした現状変更の試みに反対を表明し、応酬があったようです。

 今後も、言うべきことを言う持ち味を発揮し、活躍されることを期待します。

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