「桜を見る会」疑惑の本丸は、前夜祭だと思います。本体の方は、既に安倍政権の公私混同ぶりが明らかになっていますが、明確な法令違反に持っていきにくい気がするからです。一方、前夜祭の方は、公職選挙法や政治資金規正法に違反している疑いが濃厚で、限りなく黒に近いと国民が思っています。
しかし、本体の方も、国民に対する責務を忘れて政権へのゴマすりばかりしている内閣府への追及を緩めてはいけません。
内閣府の文書管理
招待者の名簿等について、公文書を廃棄した記録だけでなく、管理簿への登載もなかったことが明らかになっています。この点については、制度に不備があった可能性もあります。
一般に、外部に発出する公文書は、文書記号、文書番号を取得する必要があるので、文書管理簿に登載します。どこの役所も、文書管理簿に登載しなければ、文書番号は取得できないことになっていると思います。しかし、招待状などの手紙文には、一般的な公文書と異なり、文書番号など付さないかもしれません。そうすると、担当者はわざわざ文書管理簿に登載する必要性を感じません。
役所間の普通の公文書でも、軽易な事務連絡などは文書番号を付さないこともあります。
どのような文書を管理簿に登載するか明確に定め、かつ、登載しなければ具体的に支障が生ずるような仕組がないのであれば、検討が必要です。
招待者の決定について、誰が決裁権者なのか不明確であったようです。これらの一連の文書事務のずさんさについて、誰が責任を負うべきなのか、明らかにしなければなりません。
悪質なものは懲戒処分に対象に!
招待者名簿などについて、1年未満で廃棄することに変更した改正の責任者は、懲戒処分に処すべきことは当然です。常識外れの判断で国民の利益を侵害し、国民の信頼を失墜させる行為で、懲戒処分の要件に該当するでしょう。
この改正の起案は残っているはずで、起案者、決裁者に対してその誤った判断を懲戒するとともに、証言も求めなければなりません。
その他、誰が障がい者枠の職員に文書の破棄を指示したのか等も、特定する必要もあります。
「文書管理に不備があった」などと漠然と責任を認めるだけで終わらせず、野党、マスコミは、外堀を埋め、逃げ道をふさいで、追及を続けていただきたいと思います。
招待者名簿について、再調査することになったとの報道が1月14日にありました。内閣府の官僚も、懲戒処分を受ける心配が生ずれば、適当なごまかしばかり言わずに正直に話したくなるかもしれません。情けない人たちです。
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