5月17日、法制審議会は戸籍の氏名に新たに読み仮名を付ける件について、中間試案をまとめ、公表しました。いわゆる「キラキラネーム」をどこまで柔軟に認めるかという点に注目が集まっています。
私はその点についても関心はありますが、読み仮名を付けること自体の是非について、気になっています。氏名に読み仮名を付けるということは、姓にも読み仮名が付され、それが固定されるということでしょう。
柔軟だった「姓」の読み方
同じ漢字でも、何通りかの読み方をする姓がたくさんあります。
私の知り合いでも「渡部」と書いて「わたべ」「わたなべ」さんの両方がいます。同様に、「清野さん」「きよの」「せいの」、「清田さん」「きよた」「せいた」「せいだ」、「坂上さん」「さかうえ」「さかがみ」など、それぞれ同じ漢字で別の読み方をする友人、知人がいます。
そのうちの一人から聞いた話は、おもしろいものでした。
私の知人の清野(せいの)さんの親や兄は、清野(きよの)なのだそうです。彼が小学校に入学したとき、清野(きよの)という別の児童と同じクラスになり、その児童の家があまり評判の良くない家だったため、彼の父親が彼には清野(せいの)を名乗らせることにし、それ以来彼は「清野(せいの)」さんになり、彼の妻子も清野(せいの)さんです。
今後はできなくなる?
こんなことは、戸籍に読み仮名が記載されていないからできたことでしょう。今後は、こんな柔軟で自由な対応ができなくなると思います。
そうすると、制度改正後、戸籍に読み仮名を初めて付ける時が最後のチャンスです。姓の漢字はそのままにせざるをえませんが、読み方は、その時ならば柔軟に決められるかもしれません。私もカッコイイ読み方を考えようかな・・・。
![]()
にほんブログ村 ご覧いただき、ありがとうございます。
サイト案内(目次)