また岸田政権の人気取り政策が飛び出しました。飛び出したはいいですが、どうせまた、不発に終わり、金だけ使う結果になるのでしょう。国民に簡単に見透かされてしまうようなことは、やっても無意味だと思うのですが・・・。「増税メガネ」と呼ばれているのが、よほど嫌なようです。
岸田首相が所得税減税の検討を自民党などに指示しました。10月20日、首相との面会を終えた自民党の萩生田政調会長が記者団に対し、「これから減税策を考えるのに、来年から防衛増税をやるのは国民に全く分かりづらい話だ。」とし、来年度から実施が見込まれていた防衛力向上のための増税は先送りが既定路線だという考えを示しました。
野党は「露骨な選挙目当て」として反発していますが、野党に言われなくても国民も感じています。
萩生田氏が言うことはもっともで、増税が目の前に見えているときに、多少財源にゆとりができたから減税だなどという話は考えられません。防衛増税を先送りしても、防衛力向上自体は先送りするつもりはないのでしょう。結局、借金を増やすことになります。
今、税収が予想外に増えて財源に余裕ができたのであれば、その財源は今後の増税を少しでも緩和するために使うとか、膨大な借金を少しでも減らそうとするのが当然です。自分のお金じゃないからそんなアホな使い方をしようとするのでしょう。
そもそも、国民が物価高に苦しんでいるのは、円安が不自然に進んでいるせいでもあり、円安に歯止めがかからないのは政府の膨大な借金が大きな要因であると言われています。今の財源のゆとりくらいでは焼け石に水であることは承知していますが、膨大な借金も少しずつ返さなければ、財政再建に取り組む政府の姿勢が見えず、世界の信用も得られません。日本の安売りが続くばかりです。
一時的な戻し減税などで数万円もらえれば少しは嬉しい人もいるかもしれませんが、将来の自分や子、孫の負担が増えることを思うと、私は全く嬉しくありません。
既に減税などと言い出してしまったので、これを撤回するとがっかりする人もいるでしょうが、減税したとしても支持率は下がります。早めに方針を撤回すべきでしょう。
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