ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 日米地位協定 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:日米地位協定

 高市首相が4月12日の自民党大会で、憲法改正について「時は来た。改正の発議にめどが立った状態で来年の党大会を迎えたい」と主張したことが報じられています。首相の前のめりな姿勢ばかり目立ちますが、憲法改正より先にやらなければならない大問題が少なくとも二つあります。そちらの問題には、首相は手を付ける素振りすら見せません。

 まず、国民を苦しめている円安を是正することは最優先事項です。どんどん国の資産が外資に買いたたかれるのを黙って見ているわけにはいきません。バラマキを止め、国債発行を抑え、日銀の金利引き上げを容認しなければならないことは当然です。

 次に、日本の「主権」の回復です。多くの識者が指摘しているように、米軍が日本のどこにでも基地を置く権利を維持しているなど、日本はまだ独立国とは言い難い状況です。こんな状態では、外交も米国追従になってしまいます。日米地位協定の抜本的な見直しが必要です。憲法を最上位に置き、他国との条約も憲法に従う普通の国にすることが必要です。

 米国追従は、ますます危険になっています。米国の勝手な戦争に巻き込まれないため、主権の回復が必要です。

 この「主権の回復」が済むまでは、「押し付けられた憲法」のままにしておいて米国からの参戦の要求を拒み続けることが得策でしょう。米国追従のまま、集団的自衛権を拡大する方向の憲法改正が行われたりしたら、恐ろしいことです。
 高市首相やその周辺は、愛国的、国粋的なことを言っているくせに、日本が米国に従属している状況を放置し続けるのでしょうか?国民に言っていることと米国に対する姿勢が矛盾しています。
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 米空軍の輸送機オスプレイが11月29日に鹿児島県の屋久島沖で墜落した事故をきっかけとして、日本政府の米国に対する弱腰の姿勢が批判を浴びています。安全性が確認されるまでオスプレイの飛行をしないよう日本政府が要請しているにも関わらず、それを無視して国内の基地で運行を続けているためです。

 松野官房長官ですら、12月1日の記者会見で、「日本政府の累次の要請にもかかわらず、安全の確認について十分な説明がない中、飛行が行われていることに懸念を有している」言わざるを得ない状況でした。日本政府への批判を少しでもかわそうと思ったのでしょう。

 こんな状態にあるのは、日米地位協定で縛られているためです。

 日本は、第二次世界大戦の敗戦後、一応独立を回復しましたが、米国に日本の国土を自由に軍事利用できる権利(基地権)と戦時には自衛隊を米軍の指揮下に置く権利(指揮権)を与えたままという屈辱的な状態です。これでは完全な主権を回復したとは言えず、半占領状態が続いている感じです。

 「知ってはいけない」(矢部宏治)を読んで

 「憲法改正に賛成する人が増えているが」  参照願います。

 

 私も日米安保条約を破棄せよなどと過激なことを主張しているわけではありません。米国と同盟関係にある他国は、こんな屈辱的な関係にはありません。歴代自民党内閣は、憲法改正など威勢のいいことを言っているものの、この半占領状態の解消に取り組もうとはしてきませんでした。この米軍による半占領状態を容認したまま憲法改正をしてしまったら、この状態を国民が容認したように取られてしまいます。

 憲法改正をしたいのであれば、その前提として、基地権、指揮権を解消しなければなりません。それもできないのなら、憲法改正などと偉そうなことを言ってはいけません。

 日本も、いつまでも米国の言いなりの国であっていいはずがありません。この事故を契機に、本気で米国と交渉し、独立を回復していただきたいものです。パーティー券問題で尻に火がついている連中にできそうな気がしないのが、悲しいところです。

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 1946年に日本国憲法が施行されてから、昨日の5月3日で76年でした。報道では、憲法改正についての議論等が解説されています。

 読売新聞の調査によると、憲法改正に賛成する人が61%と、2年連続で6割を超える高い水準になったとのことです。ロシアによるウクライナ侵略などが影響を与えているとの分析が紹介されていますが、私も同感です。平和を唱え続けることは大切ですが、それだけではロシア、中国、北朝鮮といった「ならず者国家」に囲まれた日本としては危険だという健全なリアリズムでしょう。

 

憲法改正の前提条件

 私も、時代の変化に伴って、憲法には改正したほうがいい部分も生じていることは同感ですが、改正するためには前提条件を整える必要があると考えています。

 日本は、第二次世界大戦の敗戦後、一応独立を回復しました。しかし、米国に日本の国土を自由に軍事利用できる権利(基地権)戦時には自衛隊を米軍の指揮下に置く権利(指揮権)を与えたままという屈辱的な状態です。完全な主権を回復しておらず、半占領状態が続いている感じです。

 「知ってはいけない」(矢部宏治)を読んで   参照願います。

 

 歴代内閣は、この状態を解消するための日米地位協定の改定などには、及び腰です。

 しかし、この状態のまま憲法を改正すべきではないと思います。米国との関係が日本国憲法の前提になっているというか、米軍との関係については憲法は適用されないような扱いになっており、これは独立国としては異常でしょう。

 私も、米国との関係を基軸に日本の安全を確保するという今の体制には反対していません。しかし、属国のような今の体制でない安保体制も考えられるでしょう。

 今、この異常な関係を放置したまま憲法を改正することは、この関係を容認することになってしまうでしょう。この関係を正常化するまでは、「押し付けられた憲法」のままにしておくことが得策であるというのが、私の意見です。
 少なくとも、改憲論議の前に国民的議論が行われるべき問題であり、この問題を明確にしないまま安易に改憲を進めることは、場当たり的です。

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 新型コロナ感染拡大の第6波により、日本政府と在日米軍の関係がクローズアップされました。19日からまん延防止等重点措置の対象になった3県については、米軍基地が感染源であることがほぼ確実であるためです。

 日米両政府による「日米合同委員会」が、米軍関係者が基地から不要不急の外出をすることを制限するとした共同声明を9日に発表しましたが、その制限の実施についても米軍任せにせざるを得ず、効果も不透明のようです。日米地位協定により、米軍に特権的な地位が与えられているためです。

 

政権は地位協定を見直す考えなし

 岸田首相は、NHKの番組内で、日米地位協定の見直しについて「考えていない」と否定しました。

 しかし、憲法改正のことを考える暇があるなら、その前に日米地位協定を見直して日本が完全な主権を回復することをまずは考えるべきでしょう。今のような占領が続いているような状態を是正することを急ぐべきです。彼ら自民党政治家は、今の状態に屈辱を感じないのでしょうか?

 私は、米軍基地の廃止を主張しているわけではなく、日本が「No」と言える立場になるべきだと主張しているだけです。主権国家であれば当然の要求であり、米国も日ごろ正論を振りかざしている立場上から断固拒否はできないでしょう。また、日本に反米世論を巻き起こし、日本を中立的な立場に追いやりたくはないでしょう。

 

 コロナを機に、日米地位協定の見直し機運が高まることを期待しています。

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 先日は憲法記念日でした。様々な機関が世論調査の結果を発表していますが、憲法改正について国民の賛否は拮抗しているようです。私は、改正の必要性についての単純な賛否は、あまり意味がないように思います。

 

改正すべき点はもちろんあるが・・・

 現行憲法に、改正すべき点はもちろんいくつかあるでしょう。自衛隊が違憲と解される余地があることも、その一つでしょう。

 そのほかにも、いくつかあります。私が、最大の不備だと考えるのは、次の点です。

 国会議員が憲法に基づいて臨時国会の召集を要求しても、それを無視してしらばっくれているような内閣の存在を排除するシステムがありません。

 多くの憲法学者の意見を無視し、従来の政府見解も無視して、集団的自衛権を容認するような内閣の排除もできません。

 全く憲法を尊重せず、遵守しない政権の存在を許してしまうのは、現行憲法の最大の不備だと思います。最高裁にそのような機能を持たせるか、憲法裁判所のような機関を別に作るか、必要なのでしょう。

 

小手先の改正は危険

 自衛隊の存在を明記するような小手先の改正は、できるでしょう。しかし、自衛隊がアメリカ軍指揮下の部隊として使われかねないような体制の下では、危険だと思います。

 自衛隊は、朝鮮戦争の際に米軍の不足を補うための予備軍として発足したことは、数多くの関係者の証言から明らかです。日米地位協定の中で、現在もそのような位置づけを引きずっていることも確かなようです。いわゆる指揮権の問題です。

 このような根本的問題を放置したまま、自衛隊の存在を明記することは、アメリカの戦争に自衛隊が今以上に巻き込まれる結果になり、危険だと思います。

 

 他国の軍隊が国内に駐留している間は、憲法の制定、改正はできないという考えもあります。米軍が国内法を超越して好き勝手ができる現行の体制を根本的に解決し、晴れて憲法改正ができる日を待ち望んでいます。

 小手先の改正は、危険であり、行うべきではありません。


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