高市首相が4月12日の自民党大会で、憲法改正について「時は来た。改正の発議にめどが立った状態で来年の党大会を迎えたい」と主張したことが報じられています。首相の前のめりな姿勢ばかり目立ちますが、憲法改正より先にやらなければならない大問題が少なくとも二つあります。そちらの問題には、首相は手を付ける素振りすら見せません。
まず、国民を苦しめている円安を是正することは最優先事項です。どんどん国の資産が外資に買いたたかれるのを黙って見ているわけにはいきません。バラマキを止め、国債発行を抑え、日銀の金利引き上げを容認しなければならないことは当然です。
次に、日本の「主権」の回復です。多くの識者が指摘しているように、米軍が日本のどこにでも基地を置く権利を維持しているなど、日本はまだ独立国とは言い難い状況です。こんな状態では、外交も米国追従になってしまいます。日米地位協定の抜本的な見直しが必要です。憲法を最上位に置き、他国との条約も憲法に従う普通の国にすることが必要です。
米国追従は、ますます危険になっています。米国の勝手な戦争に巻き込まれないため、主権の回復が必要です。
この「主権の回復」が済むまでは、「押し付けられた憲法」のままにしておいて米国からの参戦の要求を拒み続けることが得策でしょう。米国追従のまま、集団的自衛権を拡大する方向の憲法改正が行われたりしたら、恐ろしいことです。
高市首相やその周辺は、愛国的、国粋的なことを言っているくせに、日本が米国に従属している状況を放置し続けるのでしょうか?国民に言っていることと米国に対する姿勢が矛盾しています。
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