顧客トラブルを理由に契約を解除されたのは、時短営業に対する報復で不当だとし、セブンイレブンの元店長が訴えていた裁判で、6月23日、大阪地裁が本部側の主張を認め、元店長の請求を退けました。しかし、この裁判は、異常な顧客対応を理由とする契約解除が認められたものであり、裁判所が時短営業に水を差したわけではありません。
時短の流れは、止まらないでしょう。
低賃金に支えられて便利すぎた日本の社会
我が家の近所の幸楽苑では、しばらく前、開店時間が8時から9時に変更になりました。これでは私の生活時間では「朝食メニュー」を利用することはできませんが、昨今の労働力不足からやむを得ないでしょう。
新型コロナはかつてほど営業時間短縮の圧力になっていないようですが、それ以上に労働力不足が深刻です。他の外食産業でも、営業時間短縮が続いています。
日本はこれまで、安い労働力(外国人労働者だけでなく日本人も)を頼り、便利すぎる社会を作ってしまいました。便利さを追求するのはいいのですが、それに見合う対価を支払わなければなりません。深夜に買い物等をし、昼間と同じ代金しか支払わないのは、図々しいと思います。昼間に買い物等をする人に対しても、公正ではありません。
「深夜割増し」等の導入が必要
深夜の時間帯に労働者を働かせるには、割増賃金が法律で義務付けられています。求人の広告等と見ても、夜間や早朝の労働については、賃金が高く設定されています。それにもかかわらず、コンビニや食堂の多くは、昼の時間帯も深夜も値段が変わらないところがほとんどです。
早朝や深夜のサービスを求めるなら、タクシーなどの深夜料金と同様に、対価を割増して支払うのが当然だと思います。
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