ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 暴力団 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

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 730日、31日、日大アメフト部の問題で、相次いで動きがありました。30日には、第三者委員会が大学当局に
最終報告を行い、その後、記者会見を行いました。最終報告では、日大の田中理事長について、「適切な危機管理対応を行わず、社会からの批判を増幅させた」「公式な場には姿を見せず、理事長としての説明責任も果たしていない」と厳しく批判しているようです。

一方、田中理事長の進退については自ら判断すべきとして、報告書では辞任を求める内容ではないとのことです。報告書で辞任まで求めなかったことについて、第三者委員会を非難する声もありますが、私は、第三者委員会は役割を果たしたと思います。

理事長の辞任を決めるのは理事長本人か、理事会の判断にまずは任せるべきで、第三者委員会としてそこまで踏み込むのは不適当だと思います。

 

理事長は責任を果たせ!

 自らが任せた第三者委員会にここまで指摘されれば、理事長としては当然対応しなければなりません。記者会見を開いて説明責任を果たし、その説明に学生、教職員、国民の納得が得られなければ辞任すべきです。

 記者会見を開かず、しらばっくれようとしていることが理事会で盗み撮りされた音声でばれてしまいましたが、それで逃げ切れるはずがないと思います。

 31日には、関東学生連盟が、秋のリーグ戦に日大の復帰を認めないことを決定し、その理由の一つとして、田中理事長が説明責任を果たしていないことをあげています。

 記者会見を開くと、暴力団との付き合いを追求されるから開催したくないというなら、すぐに辞任すべきです。

 暴力団との付き合いが噂されるような人は、学校法人の経営者にふさわしくありません相撲の指導者としてもふさわしくないでしょう。

 また、彼が大学に残っていると、事実を証言した選手や、勇気をもって立ち上がった教職員が報復される恐れがあり、絶対に許してはならず、世間も許さないでしょう。

 

 早く辞任しないと、辞任では済まなくなるのではないでしょうか?

 文部科学省も、ここで手をこまねいているようであれば、既に失墜しつつある信頼が回復不能になってしまうでしょう。

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 しばらく鳴りを潜めて嵐が過ぎるのを待っていた日大の悪者軍団が、うごめきだしているようです。2つの動きが報じられています。

 

内田前監督らが除名処分に異議申立て

悪質な反則を指示したとして関東学生連盟から除名処分を受けた内田正人前監督と井上奨前コーチが、処分を不服として近く異議申立てをすることが関係者への取材で分かったとの報道です。資格剥奪とされた森琢前ヘッドコーチが異議を申し立てるらしいことは以前から報じられていましたが、御本尊までとは驚きです。

あれだけの選手が証言し、映像や音声でも前監督が指示していたことが明らかなのに、何を主張しようとしているのでしょうか?アメフト界に復帰できると思っているのでしょうか?法人から解雇されないための時間稼ぎなのでしょうか?せめて引き際だけは、潔くしていただきたかったのですが、ダメだったようです。

 

理事長が報復人事を発令

 文春オンラインによると、日大関係者の話として、「日大の34ある体育会の運動部の中で、最近になって2人の部長がクビになりました。田中理事長の辞任を求める日大教職員組合の要望書に賛同し、署名したことが原因だと見られています。」とのことです。

日大本部直属の保健体育審議会の事務局から、部長職を解任する旨の通告が2人に対して7月上旬にあったそうです。

 理解できないのは、7月下旬にも第三者委員会の報告が予定される中で、なぜこのような動きをしたかということです。報告が出された後では報復もできないので、今のうちにやっておこうなどという幼稚な考えとは思えません。何か思惑があるのでしょう。

 

理事会、評議員会は何をしている!

 内田前監督らの個人的な動きはやむを得ないかもしれませんが、この報復人事のようなことは、大学の評判をさらに貶めるものです。理事会のメンバーなどは、何をしているのでしょう。第三者委員会の中間報告でも、あの悪質行為は内田前監督の指示であったことを認定し、大学としても関東学生連盟への文書の中でその事実を認めている以上、内田前監督を解任(懲戒解雇)すべきなのに、それもせず、何をしているのでしょう。

 

 この体たらくでは、第三者委員会の最終報告後の文部科学省の対応に期待するしかないのでしょうか?数年前に、田中理事長の暴力団との交際が問題となったときのように、いつのまにかうやむやにするような対応は、今回は許されないでしょう。

 文春はじめ、マスコミにも期待しています。


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 日大アメフト部の事件について、大学理事長ら当局のやることは、すごく不合理に見えます。理事会が速やかに調査して対応しないこと、内田前監督について全ての職から解任しないこと、理事長が記者会見しないことなど、わざわざ問題を大きくしているようで、不合理です。

 しかし、理事長などの立場に立ってみると、その時々の判断には、合理性があるようにも思えます。

 

理事長を表に出すのは最後の最後

 理事長が記者会見を行えば、その時に発表する内容がどんなものであろうと、暴力団との交際について質問されることは明らかです。写真もあり、過去に調査した記録もあり、交際を否定することはできないでしょう。そうなると、学校法人の理事長としては致命的に不適格であることが白日の下にさらされてしまいます。結局、大学の評判を地に落とした末に辞任せざるを得ないことになるでしょう。

 大学当局、理事長としては、世間の関心が薄れるかもしれないという一縷の望みにすがって、ひたすら引き延ばしを図るという行動も合理的かもしれません。

 

前監督を切り捨てられない

 大学が、あの悪質な反則を監督らが指示したものだと認定すれば、前監督らの辞任を認めるのではなく、全役職から解任(懲戒解雇)せざるを得ないでしょう。そうなった場合、理事長の懐刀として大学や理事長の暗部を熟知している前監督が、どんな反撃に出てくるか予測ができません。

 最終的には前監督を切り捨てなければならない可能性は考えているでしょうが、このような危険があるので、なるべく引き延ばし、世間の関心が薄れることに期待せざるを得ないのかもしれません。

 

第三者委員会の結論も早くはできない

 第三者委員会を設置したこと自体が引き延ばし策なのでしょう。外部の機関である関東学生連盟が結論を出した後になって、大学の「第三者委員会」で調査してもほとんど無意味だと思います。

 学生連盟と異なる結論を出せば、世間からは身内の組織防衛と疑われ、信じてもらえないでしょう。そもそも、選手らに聴取すればすぐに分かることを2か月もかけて調査する意味がありません。

 唯一、意味があるとすれば、日大アメフト部がなぜ勝利至上主義に陥ってしまったのか、日大の組織にどのような問題があったのかという根本原因を解明することだと思います。それならば2か月かかるかもしれません。しかし、それであれば、あのタックルが監督やコーチの指示で行われたことはすぐ分かるでしょうから、それを中間報告等の形で発表した上で、根本原因に切り込むべきでしょう。

 被害を受けた関西学院大学側に事情聴取するなどは見当違いです。

 公表時期を少しでも遅らせようとするのは、やはり世間の関心が薄れるのに期待しているのでしょう。結果を公表すれば、その対応について理事長が記者会見することを求められるので、それを避けたいのでしょう。

 

 組織内に弱み、暗部を抱えていると、どんなに危機管理を的確にやろうとしても、手足を縛られているようで、うまくいかないでしょう。組織内に後ろ暗い部分を存在させないことが、最大の危機管理だと思います。

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