島根県知事が、県の聖火リレー実行委員会の場で、新型コロナ対策についての政府や東京都の対応を批判し、「都内で適切な医療を受けられずに自宅で亡くなった人が増えている。感染拡大を助長する世界的なイベントを開催することは理解できない。東京五輪開催に反対せざるを得ない。プレイベントである聖火リレーにも県として財源や人員を充てられない。」と述べました。
それに対して、自民党の竹下派会長の竹下衆議院議員(島根県選出)が、「注意しようと思っている。」と上から目線でアホなことを言い、「こいつは何様のつもりだ?」などと炎上しています。
開催してほしいが・・・
私も、これまで懸命に準備してきた選手や関係者のことを考えると、オリンピック、パラリンピックは開催してほしいとは思います。でも、現状で本当に開催できるのか極めて懐疑的です。多くの国民が、そのような考えだと想像しています。
政府は何も説明していない
政府、与党、組織委員会は、「開催する」と威勢のいいことを繰り返すばかりで、この状況下で開催できるという根拠を一切国民に示していません。菅政権は、全般に説明力不足だと指摘されていますが、五輪開催問題はその最たるものでしょう。
島根県知事の発言を批判する資格などありません。
最低限、国民に説明すべきこと
①WHOがパンデミック終息を宣言しない状況でも開催するのか?
②ワクチン接種をしていない外国選手等も受け入れざるを得ず、日本国民の多くも未接種の状態だろうが、国内での感染拡大をどうやって防ぐつもりか?入国者の2週間の隔離など可能か?
③選手村でクラスターが発生した場合、どう対処し、どう責任を取るつもりか?
④五輪に対応するための医療スタッフをどう準備するのか?
⑤膨大な追加経費の負担について、国民にどう説明し、理解を得るつもりか?
WHOがパンデミックの終息を宣言しないうちは、開催などすべきでないと思います。多くの人々が苦しんでいる最中では、「新型コロナを克服した記念」になどなるはずがなく、開催には倫理的な問題もあります。
威勢のいい掛け声だけでなく、具体的な説明が必要です。
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