ipt async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"> 東海第二原発 : 地方自治日記

地方自治日記

地方自治に誠実に取り組んできた県職員OBです。県の市町村課に長く在職したほか、出納局、人事委員会などのいわゆる総務畑が長く、自治制度等を専門分野としてきました。県を退職後も、時々、市町村職員などの研修で、自治制度、公務員制度、文書事務などの講義もしていました。 単に前年どおりに仕事をすることが嫌いで、様々な改革・改善に取り組んできました。各自治体の公務員の皆様には、ぜひ法令を正しく合理的に解釈し、可能な限り効率的、効果的な行政運営をしていただきたいと願っています。

タグ:東海第二原発

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 茨城県にある東海第二原子力発電所については、再稼働する際に「実質的な事前了解を得る」とする協定が周辺の6つの自治体と結ばれています。

11月7日、原子力規制委員会が、東海第二原発について、原則40年に制限された運転期間を最長20年延長することを認め、再稼働に向けた法的な要件はクリアされたようです。したがって、各自治体が了解するかどうかと、一つでも了解しない自治体があった場合には再稼働できないのかどうかが、焦点になっていました。

 

日本原電の発言

そんな中、日本原電の副社長が認可のあとの記者会見で「協定に拒否権という言葉はない。」と発言し、それが報じられました。その結果、周辺自治体の反発を招き、6つの市と村の首長が9日に開いた会合で、「1つの自治体でも了解できなければ、再稼働に進まない。」との認識で一致したとのことです。

再稼働を容認するかどうかについては、周辺自治体の首長間でも意見の違いがあるようですが、日本原電副社長の不用意な発言が、首長間の足並みをそろえる結果になったようです。

 

発言は正しいだろうが・・・

 協定書の中には、「拒否権」という言葉は記載されていないでしょう。了解が得られなければ再稼働しないとストレートに書かれてもいないでしょう。その意味で、副社長の発言は正しいのでしょうが、適切ではなかったということです。

 「セクハラ罪という罪はない。」と言い放った某大臣の発言と同じ傲慢さを感じさせる発言です。

 

私も過去に失敗

 私も県職員時代に失敗を経験しています。

 ある許認可を諮る審議会で、許可に否定的な意見に対し、事務局の立場でありながら、「要件をクリアしているので許可しないという対応は難しい。」と言ってしまい、委員から反発されました。私の発言は、制度的にはその通りなのですが、「それなら何のために諮問しているのだ!」と反発を招いてしまったのです。

 

 対外的な発言は、正しくなければいけませんが、正しいだけでもいけません。

 臨機応変に適切な言葉を選ぶには、よほど訓練を積み、慎重にしていなければならないのでしょう。私なども、まだ、修行が全く足りていません。

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 日本原子力発電の東海第二原発の再稼働について、原子力規制委員会が安全審査をしていますが、新規制基準を満たすと認めたというニュースがありました。

 人口密度が低い場所ならいいというわけではありませんが、首都圏で原発再稼働など、本気で考えているのでしょうか?

 

絶対に安全だなどと言えるはずがない

 まともに考えれば、どんな土地であろうと、原発再稼働など、容認できるはずがありません。安全神話は既に崩壊しています。100%事故は起こらないなどと断言できるはずがないことは、誰もが認めるところでしょう。また、仮に事故が起こった場合は、関東地方とか東日本といった広い範囲で壊滅的な被害が生じる可能性があることも間違いありません。福島の事故の際も、東日本が壊滅しかねない危険もあったことが、後から明らかになっています。子孫のことを真剣に考えている人ならば、原発再稼働など、しようとするはずがありません。

 「原子力ムラ」の皆さんは、自分たちの目先の利益だけでなく、国の未来、子供たちの将来のことを優先して考えていただきたいと思います。

 規制委員会の安全審査では、某国のミサイル攻撃やテロ攻撃を受けても安全であるかどうかまでは確認されていないと思います。グリーンピースが、フランスの原発にドローンで模擬攻撃する様子を撮影して公開しました。その結果、原発がドローン等を使ったテロ攻撃には極めて脆弱であることを明らかになってしまいました。そんな現実に起こりうる危険性を検証していない安全審査など、不十分です。

 100%安全な技術などないことは承知しています。しかし、万一の事故の時には故郷が壊滅してしまうような技術は、原発くらいなものでしょう。こんな危ない技術は使ってはいけないのです。

 

原発ゼロでもやっていける

 福島の事故の後、国内の原発がすべてストップしてもなんとかやっていけました。国内の経済は、少しは厳しい状況があるでしょうが、事故の可能性を考えれば、どうということはありません。

 

茨城県の皆様、頑張ってください!

 今後、茨城県や関係市町村の首長が、再稼働への同意を迫られることでしょう。政府、自民党などからも、同意するように圧力がかかることと思います。

その際には住民投票をする条例を今から準備しておいていただきたいと思います。

住民投票で住民の意見を確認すれば、絶対に再稼働は無理でしょう。

茨城県の皆様の頑張りと理性に期待しています。


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