私は30代の薄給のころから少しずつ株式投資を続けてきました。若いころは値上がり益を狙った投資もしましたが、20年ほど前からは株主優待や配当を目的とした長期投資だけ続けています。
今は東京電力は保有していませんが、それ以外の電力株を何社か保有しています。電力会社の株主総会には、原発反対派など取締役会の方針に反対する立場の株主の提案が必ず何件かあります。
今年(2026年)、6月25日(木)に電力各社が株主総会を開催するようで、我が家にも総会資料や議決権行使書類が郵送されてきました。
私が保有している中で、北海道電力が最多の10件の株主提案が議題になっています。いずれも定款の一部変更という形で、取締役や顧問への報酬の個別開示を求めるもの、原発等の施設のライフタイムコストを試算して収益がマイナスになる施設の廃止を求めるもの、核燃料サイクル事業への出資や債務保証の停止を求めるもの等です。
東北電力も6件の株主提案があり、いずれも定款の一部変更を求める形です。「反原発会社宣言」を求めるもの、「特定重大事故対処施設」が完成するまでは原発の運転をしないことを求めるもの、核燃料サイクル事業の断念を求めるもの等です。
中部電力は8件の株主提案ですが、うち2件は、浜岡原発のデータ不正事件に責任を負うべき立場の役員の解任を求めるものです。あと6件は定款の一部変更を求めるものですが、ストレートに浜岡原発の廃止を求めているのが特徴です。また、取締役の30%を女性にすることを求めるもの、再生可能エネルギーへの注力を求めるもの、核燃料サイクル事業からの撤退を求めるもの等もあります。
株主らの提案には、賛同したくなるものも多いのですが、いずれも取締役会の屁理屈のような反対意見が付されています。ネットで議決権を行使しようとする場合、会社側の提案にすべて賛成して株主提案にはすべて反対する場合だけ操作が簡単になっているのも卑怯だと思います。これらの株主提案が可決される可能性がないことは承知していますが、私も子や孫の未来のため、わずか数口の議決権をネットで行使します。
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